日産 プレサージュ
機能と走りを格段に進化させた2世代目
レポート=石川芳雄 写真=高野公男(2003年7月29日)
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日産のLクラスミニバンがプレサージュ。このLクラスという概念はホンダがオデッセイで作り上げた物。アッパーミドルセダン相当の車格感/高級感を持ち、乗用車のプラットフォームをベース(オデッセイはアコード)にした事から操縦感覚もセダン的で、一時はミニバンの中でも最も需要の高いクラスだった。ただし、先代のプレサージュはRV系のルネッサのプラットフォームを使ったためフロアが高い特異なパッケージとなり人気は伸び悩んだ。そこで起死回生をかけてこの2代目が登場となったわけだ。
新型プレサージュはティアナを始め、北米向けのマキシマ/ムラーノなどにも幅広く採用される日産の新世代FFーLプラットフォームを使って作られる。つまり出身は乗用車と考えて良いだろう。このプラットフォームはフロア高が低いのが特徴。したがって新型は380mmと、先代からは信じられないほど低いフロアを実現している。これに後部両側スライドドアを組み合わせ、かつシート機構にも工夫を凝らして、乗降性や居住性に優れた8人乗り(2+3+3)ミニバンとしているのが特徴だ。
搭載エンジンは2種類。2500ccの直列4気筒QR25DEと、3500ccのV型6気筒VQ35DEだ。ティアナには2300ccのV6も用意されたが、プレサージュは小さい方を4気筒としているのが特徴。これは大人数が乗るミニバンゆえ、トルクに余裕のあるエンジンを選んだ結果だ。組み合わされるミッションは2500ccが4速ATで、3500ccがベルト式のエクストロニックCVT。いずれのコンビネーションにもFFと4WDが用意される。
価格は2500ccベースグレードVのFF213万円から、トップモデル3500ccX4WDの306万円まで。ちなみにべーシックなVとスポーティーな外観が人気のハイウェイスターは2300ccのみの設定。豪華仕様のXは2300ccと3500ccの両方のエンジンが設定される。
張りのある面構成と、シャープなヘッドライトなどで独特の存在感を醸すプレサージュ。
先代に較べて全長と全幅を拡大し全高はやや低くなり、フロアを低くして流れるようなシルエットデザインになった。
リアゲートは2通りの開閉方式を採用。ガラスハッチの開錠ができる機能がインテリジェントキーに備わる。

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