日産 プレサージュ
走りは、特にキビキビとした味付けではないものの、やや背の高いミニバンながら締まった足回りでコーナリングでのロールが少ない安定感のあるものとなっていた。やや重めにセットされたステアリングを切り込んで行くと、ノーズがスムーズにインを向きやや前下がりの安定したフォームのコーナリングに移る。外輪にかかったストレスを常に意識できるので安心感があるし、その気になればけっこう攻められる足回りだ。
3500ccのV6とCVTが織り成す豪快なパワーフィールも魅力のひとつ。とにかくモリモリとしたトルク感があり速い。ただ、このエンジンはアイドリングや巡航中は静かなのだが、加速中は4000回転から上でちょっとザワザワとしたノイズが気になる。2500ccの直列4気筒にこうしたクセは見られないが、やはりV6に較べるとノイズレベルは全体に大きい。しかし4気筒としては平均レベル以下で室内は十分に静か。それに実用域のトルクも十分で動力性能にも不満は無い。普通に使うなら2500ccで十分だろう。
エンジンの違いによる差は乗り心地にも感じられた。4気筒の方が全体にマイルドで当たりが柔らかいのだ。これに較べるとV6の方は継ぎ目やギャップに乗った時に明らかなにゴツゴツとした突き上げがある。おそらく重量差によって足回りのセットを変えているからだろうが、V6の方の乗り心地がもう少しマイルドになればベストだと感じた。
VQ35DE:排気量3500cc・最高出力170kW/5600rpm(231ps/5600rpm)V型6気筒DOHCエンジン。
QR25DE:排気量2500cc・最高出力120kW/5200rpm(163ps/5200rpm)直列4気筒DOHCエンジン。
Xに標準装備の16インチアルミホイールには215/65R16 98Sタイヤを装着。ハイウェイスターには17インチアルミホイールが標準装備となる。
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