日産 プリメーラ/プリメーラワゴン
今回は2000ccエンジンとCVTの組み合わせの20Gを試乗したが、このパワープラントは低速トルクに余裕があってスタートダッシュから力強い。中間加速はCVT特有の線の細さを感じさせる部分が多少あるものの、エンジン回転の上昇にリンクして車速が上がっていくフケ伸び感もうまく表現されていてなかなか爽快だ。
フットワークも大きく変った。サスペンションの動きがさらにしなやかになった感じで、初期のストロークのパツンと張った感覚が無くなった。乗り心地は固めだがゴツゴツした荒さが取れ重厚な乗り味を手に入れたと言って良いだろう。また、ステアリングの感触も、やや軽すぎて接地感が今一つ希薄だったものが微小舵角から正確に反応し、しかも中立付近の座り感も良くなった。こうしたステアリングシステムに、入力に応じてしなやかに沈み込むサスペンションが組み合わされる事でプリメーラの走りはまたひとつ高みに上がった感じだ。
なお、こうした印象はセダンもワゴンも大きくは変らない。ワゴンはややボディ後半が重く動きがよりどっしりとしているが、コーナーではどちらも良く粘ってくれ安定感は高い。なお、これに合わせて味付けが変ったライダーは、サスペンションがさらに固めになりシャープなハンドリングに振っている。そのわりに乗り心地も常識的なレベルに納まっているから、これをVグレードの代替案として考えるのもアリだと思う。
QR20DE(NEO):排気量2000cc・最高出力110kW/6000rpm(150ps/6000rpm)直列4気筒DOHCエンジン。
16インチアルミロードホイールに205/60R16タイヤを装着(25Xにオプション)。
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