トヨタ アルファード ハイブリッド
高い経済性を備えたLLミニバン
レポート=石川芳雄 写真=高野公男(2003年8月26日)
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます
豊富なミニバンラインアップを擁するトヨタの中で、最大級の一台として人気が高いアルファード。これにハイブリッドシステムを採用するモデルが追加された。エンジンと電気モーターの協調制御によりエネルギーを効率よく使うハイブリッドは、環境性能の向上に熱心なトヨタが中核に据えている技術で、プリウスなどすでにいくつかのタイプを発表している。今回アルファードに採用されたのは、基本的にはエスティマ ハイブリッドと同じ物。フロントタイヤを2400ccのガソリンエンジンと電気モーターにより、CVTを介して駆動し、リアタイヤはもうひとつの電気モーターで駆動する電気式の4WDだ。
走行時の作動状況を説明すると、まず停止時はエンジンが停止(バッテリーの充電状態で掛かる場合もある)、アクセルを踏み込むと前後のモーターにより発進し、極低速の走行はそのままモーターのみの走行も可能だ。ただし、アクセルを少しでも深く踏み込めば即座にエンジンが始動して、3つの動力源を使って加速を行なう。通常走行域はエンジン主体で駆動するFF車だが、状況に応じてフロントモーターは発電機として働いてバッテリーに電気を蓄えるし、スリップを感知するとすぐに後輪モーターが働き4WDとなる。また、減速時は前後のモーターが回生発電を行い、バッテリーに充電する。
こうした緻密な制御を行なう事によって、アルファード ハイブリッドは10・15モードで17.2km/lという低燃費を実現している。ガソリンエンジンのみのアルファードは4WDの場合、2400ccが9.4km/l、3000ccが8.6km/lだから、ザックリ言ってほぼ倍の経済性というわけだ。
LLクラスのミニバンは重い上に空気抵抗も大きいからどうしても燃費面が厳しい。アルファード ハイブリッドはその優れた解決策というわけである。ちなみにグレードは基本的に単一で、ベースモデルが366万円。Gエディションやサイドリフトアップシートなどのパッケージオプジョンが設定されており、最上級は441万円までとなる。ガソリンモデルに較べると若干高めだが、燃費や環境の事を考えるとその存在意義は大きい。
ボデイと同色化されたフロントグリルとバンパーがシャープなデザインに変更された。
サイドのキャラクターラインはホイールアーチの張り出しが特徴的。
透明感のあるレンズの中は電気消費量の少ないLEDをテールランプに採用している。

トヨタ アルファード ハイブリッドの カタログ
トヨタ アルファード ハイブリッドの クチコミ
トヨタ アルファード ハイブリッドの買取・査定( ガリバー)
|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|