スズキ ラパンSS
ラパンSSのいちばんの特長はそのエクステリア。オリジナルラパンとはガラッと変えられた丸目のライトが印象的なスタイリングがまず目に飛び込んでくる。ローダウン化されたとはいえ−10mmなので、低さはそれほど感じない。それは室内に乗り込んでも同じで、スポーツバケットシートに腰を下ろすとヘッドクリアランスは十二分である。このスポーツバケットシートは、バケットと言ってもクッション性の高いもので、長時間座っていても(ちなみに3時間ほど乗ってみたが)ガチガチ感はまったくない。
ただし、スポーツバケットタイプのため、オリジナルには装着されているシートリフターがないために、小柄な私の場合、高速の料金所のチケットを取るときなどは、高さ的に少々ツラかったりする。しかし視界の面、つまり見切り的にはまったく問題はなく、むしろスポーツモデルとしての包まれ感が高まったという感覚のものだ。狭い街中でも、四角いボディ形状と合わせて取りまわしもしやすい。タイヤサイズが14インチになったことで、最小回転半径が4.6mと多少大きくなったものの(オリジナルモデルは4.2m)、カタログスペックほど大きさは感じない。感覚的には4.4mちょっとくらいかなという感じだ。
むしろ着座位置が固定されていることで問題なのは、ステアリングの高さ。チルトステアリングは装備されていないので、私のポジションだとステアリングが少々高すぎるのである。しかし、シートベルトショルダーはアジャスターが付いているので、シートベルトが首に掛かってしまうことはなく、その点ストレスフリーなのはありがたい。室内のインテリアは、メーターにSSのマークが配されていたり、インパネのカラーリングが変更されたり、ステアリングがモモ社製のものが装備されている他、小物入れ関係などは変更はない。ウサギがいなくなってしまったのが、個人的にはちょっと淋しかったりするが…。
タコメーターは、ターボモデルと同じく、オリジナルではアナログ時計が鎮座している場所に配されているので、少々見えづらい。ステアリングを切っているときなどは、ほとんど視界から外れてしまうのだ。絶対ムリだとは思うが、いっそのことスピードメーターとタコメーターを入れ替えて欲しいと思ってしまったくらいだ。それもラパンSSのエンジンが元気に軽くレッドゾーンまで吹け上がってくれるからなのだが。また後席やラゲッジなどもカラーリング以外はオリジナルとまったく同じ、やはりSSの注目はそのスタイリングと走り味なのである。
レッドステッチの入ったスポーツバケットシートはクッション性の高いもので、長時間座っていてもガチガチ感はまったくない。
ラパン初の5MTを採用しステアリングはMOMO社製。メーターにSSのマーク入りインパネのカラーリングが変更となっている。
リアシートは左右分割式のリクライニング機構を持ち、ゆったりとしたすわり心地を確保している。
片側だけを倒してリアゲーとのスペースを広げることができる左右分割式リアシート採用し、ラゲッジスペースも十分確保されている。

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