MG/ローバー MG ZT/ZT-T・ローバー75
ローバー75はかつて日本市場へは投入済みなので、見覚えのある人は多いだろう。基本スタイルはそのときと同じだ。全長×全幅×全高=4760×1780×1430mmのミドルサイズのゆったりしたボディと、それに似付かわしい気品のあるデザインが印象的。ことにボディサイドのクロームのモールや、似たクルマのない個性的なリヤビューなどは“75ユニーク”な部分だ。そして今回新たに加わったワゴンモデルのツアラーは、75らしさはそのままに、いかにも生活スタイルを豊かにしてくれそうな夢のあるスタイルを実現。このクラスともなるとクルマによっては存在感が強くハナにつく場合もあるが、75ツアラーの実車は、控えめながらセダン同様の品格のある空気を漂わせ、いかにも高級ホテルのエントランスで絵になる……そんなクルマに仕上げられている。
他方で新車種のMG ZT、ZT−Tは、ジャガーの例に見られるような、イギリス流スポーティモデルの表現がなされている。かのマクラーレンF1を手がけたデザイナーがアレンジしたというルックスは、75に対しクロームパーツがことごとくボディ色に置き換えられ、メッシュのグリルなどで、高性能車らしさを伝えてくる。なおMG ZTはスポーツサスペンションが組み込まれるのと同時に、日本仕様では18インチサイズのタイヤ&ホイールを標準でセット。足下もスポーティに引き締めている。
コーナーのリブが際立つデザインのレザーシートはゆとりのあるサイズを採用。
上質のウォールナットを基調とし、クラシカルなデザインの楕円形メーターが落ち着いた雰囲気を醸しだすインパネ。
リヤシートもデザインにこだわった作りになっている。
ラゲッジスペースは広さも十分確保し、荷物を固定するためのフックポイントも設けられ機能面も充実。
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