プジョー 206RC
現代のピュアスポーツというムード
レポート=島崎七生人 写真=高野公男(2003年10月21日)
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意外というか「なるほどそうなんだ」と感心すべきか、日本市場でのプジョー206の販売台数のうち、約半数は“CC”と“SW”で占めているのだそうだ。と同時に日本でのプジョー車の販売台数における206の占める割合も54%(2003年1月〜8月)と、登場以来、高い人気を誇る。気がつけば3ボディタイプ/全15バリエーションと、幅広いラインナップを用意する206。路上で年配のご夫婦が笑顔で乗っているのをレポーターも見たことがあるが、気軽に乗れるお洒落な輸入コンパクトカー……そんな位置づけと魅力はまだ色褪せてはいない。
そんな206に、S16を上回るスポーツバージョンが追加された。今回ご紹介する“RS”である。メーカーの資料には“206WRCの走りのイメージをもっとも強く受け継いだ”とあるとおり、WRCカーのイメージを付与しつつ、高性能化を果たしたモデルがこの206RCである。
ちなみにチューンアップ箇所は、エンジン、サスペンション、ブレーキが主たる箇所。エンジンは、すでに他のプジョー車にも搭載される2000ccをベースにしながら、パワーで+20psの177ps、トルクで+0.8kg-mの20.6kg-m(いずれもS16との比較)と、大きく性能を向上させている。シリンダーヘッドがRC専用であるほか、VVT(可変バルブタイミングシステム)の採用なども採用。組み合わせられる5速MTも、1速が3.455から2.923にギヤ比が変更され、7000rpmで66km/hまで使えるようになっている。
フロントのインテークはハニカムタイプ。S16と同じの大型のフロントフェンダーを採用。
17インチ大径アロイホイール+タイヤを採用している。
エキゾーストパイプはメッキ仕上げのデュアルタイプを装着、デザインだけでなく排気効率をも考慮された仕様となっている。
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