ホンダ オデッセイ
ベッドタウンの建て売り住宅の駐車スペースに、道にノーズだけ見せて止められていたら、とてもミニバンには見えないかも...それほど新型オデッセイのルックスは、画期的である。効いているのは“フローティンググリル”と呼ぶメッキのバーを中央に配置した、薄くワイドなグリル部分。黒ヒョウのイメージどおりの鋭い目つき(ヘッドランプ)と相まって、ミニバンらしからぬキリッとした表情を作っている。試乗中、同業他者が走らせる“この顔”がルームミラーに映るのも見たが、思わず「After you!」と言いたくなったほどだった(こちらも同じクルマだったのに)。今後アフターメーカーが過激なエアロパーツを出してきたら、一体どうなるのだろうか!?
無論、全体が低いフォルムも新鮮。従来型と並べたりすると、一層低いことが際立つ。一方で低いシートポジションが一瞬だけストリームを連想させる室内は、床面が低く、幅方向のゆとりはオデッセイならではなので、快適な空間に仕立てられている。インパネは常識的なデザインだった先代とは一転、かなりアグレッシブな印象。中央に備わるコントロールダイヤルがアクセントだが、ナビ付き車のそれはダイヤルを回しながら指先で機能を選択する仕組み。機能を選ぶ際の階層化がよりシンプルになればベターだが、ブラインド操作が可能で、この方式は今後のホンダ車の方向のひとつなのだという。
低いシートポジションの室内は、床面も低く、横幅のゆとりで快適な空間に仕立てられている。
中央に備わるコントロールダイヤルは、ナビ機能選択を指先でする仕組み。常識的なデザインだった先代とは一転、かなりアグレッシブな印象になった。
足元も広く横幅にも余裕のある座り心地のいいセカンドシートは、前後のスライド長もしっかりとってサードシートへのアプローチも考慮。
定員乗車時は床面が掘り下げられた状態で高さにゆとりのある状態。電動格納式の3列目シートをたたむとフラットで広いラゲッジスペースを確保できる。
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