ホンダ オデッセイ
さて走りを謳う新型オデッセイだが、実際のフィーリングは160psの標準エンジンでもなかなかの実力。このユニットにはトルコン式のCVTが組み合わせられ、よほど性急な加速を望むとき以外は、実用上十分なパフォーマンスを発揮してくれる。またエンジン振動・騒音の少なさ(低さ)も評価してよく、これならV6(新型はL4のみ)の必要性は感じない...といった風だ。
他方で200psのアブソルートになると、走りがグッと活発になる。これにはエンジンの性能アップ分と、組み合わせられる5速ATのマナーのよさが支えとなっているのだろう。
ではサスペンション性能&乗り味は? ざっくりといえば、およそ実用領域でいえば、標準車でも素直なハンドリングと乗り味を両立しているといえる。他方でアブソルートになると、一段と締め上げられた足...そんな印象をもち、高速でもジョイントを通過すると、正直にそれが伝わってきたりする。が、ワインディングでは、まるでより重心の低いスポーツセダンのような身のこなしを見せるし、ミニバンでもスポーツしたいというユーザー好みのスペックに仕立ててある。
電動操作可能な3列目シートやリヤゲートなど、注目の装備も数多い。ことごとくミニバンの常識を覆した新型オデッセイだが、果たしてその採択がユーザーにどれだけ受け入れられるかも興味深いところだ。
K24A:排気量2400cc・最高出力118kW/5500rpm(160ps/5500rpm)直列4気筒DOHCエンジン。
Lグレードに標準装備のスポーティーなアルミホイール 215/60R16 95Hタイヤを装着。
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