オペル シグナム
後席の快適性と多用性を追求した新パッケージ・カー
レポート=石川芳雄 写真=高野公男(2003年12月8日)
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日本GMが03年10月に発表し12月6日から販売するオペル・シグナムは、先にデビューしているベクトラセダンやGTSのプラットホームを使いながら、新しいボディ形態、新しいパッケージを提案するニューモデルだ。車名にベクトラのファミリーネームを使わずニュージャンルの「シグナムクラス」を打ち出しているところにも、オペルがこのクルマに込めた独自性が象徴されている。
シグナムはホイールベースがセダンより130mmも長い2830mm。この余裕をそっくりリヤシートの足元スペースの拡大に充てている。しかもリヤのオーバーハングを極力コンパクトにまとめ、テールエンドにリヤゲートを設ける事でアッパーミドルクラスにおいて5ドアハッチバック的な使い勝手を提案しているのである。
搭載エンジンは2200ccの直列4気筒と、3200ccのV型6気筒。V6はセダンやGTSと同じだが、4気筒の方はオペル初のガソリン直噴としているのが新しい。シリンダー内にまず空気だけを吸い込み、圧縮行程でシリンダー内にダイレクトにガソリンを送り込むガソリン直噴エンジンは、従来のマニホールド噴射のエンジンよりも燃焼制御が緻密に行なえるため燃費が良く、しかも燃料冷却の効果で圧縮比が高められ高出力化も可能。そこで最近欧州メーカーが続々と採用を開始している。ただしこのガソリン直噴、当面はシグナムだけでセダンやGTSには搭載されない。コモンレールなど高圧を生むシステムが必要なため、今のところエンジンの供給量に限りがあるからである。
駆動方式はFF、ミッションはマニュアルモード付きの5速AT。4気筒が右ハンドル、V6では左右どちらでもハンドル位置が選べ、価格は前者が355万円、後者が422万円となっている。
フロントはべクトラ・ファミリーの共通したデザインを採用。バンパー部分の台形ロア・エアインテークも特徴的。
セダンより130mm長い2830mmのホイールベース。テールエンドにリヤゲートを設け5ドアハッチバック的な使い勝手を提案。
ハッチバックをスポーティーにデザインしながら、ワゴンとしての使い勝手も十分に配慮されている。
オペル シグナムの買取・査定( ガリバー)
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