ルノー メガーヌ
何しろ“退屈への抵抗”がコンセプトであるだけに、走りもなかなか心弾むものがあった。最初、乗り始めたころには多分、「少し足が硬いかも」という印象をもつ。が、その印象自体、たとえばプジョー307よりは“軽度”。シートクッションも以前のルノーに較べると当たり自体が硬めなので、当初はドイツ車っぽい印象ももつ。
が、ひとたび走り出せばやはりルノーだ。走り出せば、途端にドライバーとクルマと路面が一体に繋がったかのような、気持ちよく安心感の高い走りが実感できる。高速領域ではクルマが自分で直進を保つフィーリングが頼もしいし、コーナリングも“ジワッ”とボディを傾けての安定したフォーム。試乗車はノーマルの2000ccだったので、205/55 R16 91VサイズのミシュランXSE(スペイン製)を履いていたが、サスペンションとのマッチングは問題なし。ステアリングは駐車スピードでは明らかに軽いが、走りだせば、まったく違和感のない出来。
エンジンも低速で良く粘るので扱いやすく、高速側も強烈なパンチこそないものの、息の長い加速を発揮してくれるタイプ。なのでおよそ現実的なドライブシーンでは、多少の山道も含め不満は感じない。またエンジン音、ロードノイズも発生しているのはわかるが、十分に遮断されていて、決して耳障りな印象はしなかった。
GH-MF4:排気量2000cc・最高出力98kW/5500rpm(133ps/5500rpm)直列4気筒DOHCエンジン(VVT機構搭載)。
16インチアルミホイールには205/55R16タイヤを装着。
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