トヨタ シエンタ
3列目も実用に耐えるトヨタのミニミニバン
レポート=石川芳雄 写真=(2003年12月18日)
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ホンダがフィットのプラットホーム上に3列7人乗りボディを組み合わせたモビリオを発表して以来、コンパクトカーをベースとするミニミニバンとでも言うべきクルマの登場が続いている。日産のキューブ・キュービックに続き、トヨタが送り出したシエンタは、ヴィッツのシャシを使って開発された3列7人乗りの小型ミニバンである。ちなみにこの名前、スペイン語で7を意味する「シエテ」と、英語の「エンターテイン」を組み合わせた造語だそうだ。
ヴィッツなどのNBC(ニュー・ベーシック・カー)を基本としているものの、当然ながらパッケージングは7人乗りを実現するために大幅に改められていて、例えばホイールベースはシリーズ最長の2700mmもある。また、後部座席の足元を広く平らにするため扁平薄型の燃料タンクを新開発。このためリアのフロア構造は完全な新設計だ。したがってサスペンションはNBCがベースだが、リアはスパシオとの共通点が多い。トレッドが広く出来た事で走行安定性もレベルアップできた。
ボディサイズをライバルと較べてみよう。全長は4100mmとキュービックやモビリオよりも僅かに長い。3列目席を常時大人2人がキチンと座れる空間とするためには、これだけの長さが必要と判断したらしい。全幅は5ナンバーサイズ一杯の1695mmで、これもライバル2車よりも若干大きめ。1670mmの全高はキューブ3と同じでモビリオよりも僅かに低いといったところ。ミニミニバンとしては最も大柄と言って良いようだ。
エンジンは1500ccのみ。ヴィッツなどと同じ1NZ−FEだが、FF用はCVTと組み合わされるため新たに開発され110ps/6000rpm、14.4kg−m/4400rpmというパワースペックを実現している。。一方、ビスカスカップリングを使ったVフレックスフルタイム4WDは従来と同じ105ps。こちらのミッションはCVTではなく4速ATとなる。
全幅は5ナンバーサイズ一杯の1695mm、トレッドが広く出来た事で走行安定性もレベルアップ。
ホイールベースは2700mm、ミニミニバンとしては最も大柄と言って良いようだ。
黒いアクセントでオシャレなデザインになっているコンビネーションランプ。リアゲートの開口部は低い位置まで開くデザインで使い勝手もよい。

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