キャデラック XLR
XLRは乗り降りの方法からしてこれまでのキャデラックとは異なる。カギはキーフォブと呼ばれるリモコンのような小箱で、センターにはイタリアの宝石デザイナーであるBVLGARIの文字が刻まれている。ドライバーはこのキーフォブを身につけてさえ居ればクルマに近づくだけでロックが解除され、ベルトライン凹みにあるスイッチを押すだけでドアを開く事が出来るのだ。さらに、内側にもドアノブは存在せずプッシュボタンでロック解除するようになっている。このように多くの操作系を電気化しているのがXLRの特徴でもある。
エンジンスタートもキーフォブが室内にあれば、ブレーキを踏んでインパネ右下にあるプッシュボタンを押すだけで完了。ただしキーフォブを置く場所によっては出す電波を感知出来ない事もあるようで、エンジンスタートに手間取る事もあった。この辺の操作性に関してはより確実性を望みたい。この他、車速などをフロントウインドー下に投影するヘッドアップディスプレイや、ナビの他オーディオ操作を受け付ける7インチのインフォティメントシステム、車間距離保持機能を持ったアダプティブクルーズコントロールなど、日本車にはすでに採用例の多い機構ではあるが、XLRにはこれまでのキャデラックにあまり見られなかった電気仕掛けが満載となっている。
2シーターのキャビンは操作系に取り囲まれた感じでなかなかスポーティーな雰囲気。本革シート(冷温風が吹き出す温度調節機能付き)や、キーフォブと同じくBVLGARIがデザインしたメーターパネル、本木目を使ったフロアコンソールやドアグリップなどで高級車然とした感覚も演出している。質感も大幅に向上しているが、しかし1000万円オーバーの高級スポーツカーとしてはまだ物足りなさも感じる。
2シーターのキャビンは操作スイッチに取り囲まれてスポーティーな雰囲気。
キーフォブと呼ばれるリモコンのような小箱が鍵。これはメーターパネルとあわせてBVLGARIがデザインしている。
ルーフを閉じたクーペの状態では開口部も広く2人分の小旅行なら十分な広さを持つラゲッジスペース。
キャデラック XLRの 詳細
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