フォルクスワーゲン ゴルフ トゥーラン
スタイリングはご覧の通りの箱形ボディ。機能に正直と言うか、ケレン味が無いというか、ともかく余分なデザインを配したシンプルなものだ。ゴルフVなどを見ていると最近のVWは少しエモーショナルな方向にシフトしていると思っていたのだが、トゥーランのような機能重視のクルマには余分な味付けはしないというのが基本路線なのかも知れない。
これはインテリアにも言える事。黒を基調としたインパネやシートは仕立てはピシッとしているものの、余分な加色はまったくと言って良いほど見られない。ドライビングポジションはやや高めで、ポンプ式のリフターが付いた運転席は調節量が大きく体形に応じたセットが出来る。ステアリング位置に対してややシフトレバーが短いのが気になったものの、とにかくデザインがシンプルなので操作系の配列が明快で扱い易い。
セカンドシートは3席がそれぞれ独立していて、スライドはもちろん、背もたれの水平前倒しやチップアップ、さらには取り外しまで可能になっている。だからと言ってシートサイズなどに制約が無いのはさすがで、中央席も大人がキチンと座る事ができる。スライドを最後位置にセットしたときのレッグスペースも広大で居心地は良好だった。
2名分が用意されたサードシートは、背もたれを前倒しすると座面も沈み込んでフラットになるフォールダウン式。もちろん左右別々に折り畳む事ができる。ただし座り心地はあまり良好とは言えない。シートサイズが小振りなのは仕方ないとして、足元スペースがあまり取れていないのだ。床が高いため座面との距離が短く、ちょっと足の置き場に困る。セカンドシートを前に出せばある程度解決はするが、そうなると各席でやや狭苦しさが出て来る。3列目を常に使うことを想定しているならば、国産のウィッシュやストリームの方が居住性は良い。もっともトゥーランは全長が4390mmとこれらより短いから無理もないのだが。一方全幅は1795mmと大柄。だから横方向の余裕は大きい。
ラゲッジスペースは7人乗車状態で全員分のボストンバッグが何とか収まるくらい。やはりこのクルマは3列シートを緊急用と捉えて、普段は5人+荷物して使った方が自然なようだ。5人乗りならばワゴン以上の広い積載スペースが得られる。さらにそこからセカンドシートを取り外す事も可能で、こうなった時の積載能力は非常に大きい。サードは左右個別に、セカンドは3席個別に取り外しや折畳みが出来るから、乗車人員や荷物の形態に応じた柔軟なアレンジが可能である。
黒を基調としたインパネやシートは仕立てはピシッとしていて、デザインがシンプルなので操作系の配列が明快で扱い易い。
ドライビングポジションはやや高めで、ポンプ式のリフターが付いた運転席は調節量が大きく体形に応じたセットが出来る。助手席のシート下には、フロアーマットに隠れて収納スペースが備わっている。
2列目は3席がそれぞれ独立して、スライドや背もたれの水平前倒しやチップアップが可能。さらに取り外しまで可能になっている。最後にスライド位置をセットするとレッグスペースはとても広い。
7人の定員乗車時は高さはあるもののフロアは広く使えない。5人乗りで3列目のシートを倒せば、ワゴン以上の広い積載スペースが得られる。セカンドシートが取り外し可能なので、ラゲッジスペースを最大にした時の積載能力は非常に大きい。

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