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試乗レポート

メルセデスベンツ バネオ1.9 アンビエンテ



“日常を変える、ニューパッケージ”は多用途性も充実したちょうどいいクルマ

レポート=島崎七生人 写真=高野公男(2004年3月3日)

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概要 どんなクルマか?

バネオのカタログを開くと、“日常を変える、ニューパッケージ”とある。まさしくその通り!と思わせるのが、このクルマである。ルックスに共通性があるので、おわかりだと思うが、バネオは街で見かける、あのAクラスがベース。ザックリといえば、そのプラットフォームを利用して造られている。そしてAクラスのロングボディ版のA160Lエレガンスよりさらに375mm長い、2900mmのロングホイールベースも採用する。それでいて4205mmと全長は依然、手ごろだし、全幅も1740mmとセダンのCクラス(=1730mm)並。つまり、これまで「Vクラスでは大きすぎるが、Aクラスにあと少し多用途性が欲しい」と思っていたニユーザーなら、ちょうどいいクルマとして映るはず...そんなクルマなのである。

さて、そんなバネオの実車に乗り込んでみると、冒頭で触れた“ニューパッケージ”を理屈抜きで実感することになる。とくに頭上空間が広々しているのがいい。なのでAクラスと同等の床面の高さを補って、室内はゆったりした印象。さらに床がフラットなので後席のスペースもスッキリと広く、Vクラスのようにセパレートではないが、しっかりした造りとサイズの後席の座り心地もいい。また実用重視のルノー・カングーなどと較べれば、鉄板などがどこにも剥き出したりしていない造りのいい室内なのが心地よい。

ドゥン! と頼もしい音を立てて閉まる後部両側のスライドドアは実用性が高いし、バックドアを開ければ広さも高さも十二分なラゲッジスペースが現れる。実用レベルの高さは文句なしだ。1900ccエンジンの性能、レスポンスは街中から高速まで不満はほとんどない。乗り心地は1名乗車程度だとやや締め上げられ、乗員の頭が揺れる感じもあるが、ロードをかければ(人や荷物を積載した状態なら)、落ち着いたものになるのだろう。


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メルセデスベンツ バネオ1.9 アンビエンテ 写真拡大2 1669:排気量1900cc・最高出力92kW/5500rpm(125ps/5500rpm)直列4気筒SOHCエンジン。

メルセデスベンツ バネオ1.9 アンビエンテ 写真拡大3 頭上空間が広々していて、室内はゆったりした印象。フラットな床で後席のスペースもスッキリと広い。

メルセデスベンツ バネオ1.9 アンビエンテ 写真拡大4 開口部の広いラゲッジは広さも高さも十二分なスペースを確保している。実用レベルの高さは文句なしだ。



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