シトロエン C2
最新モデルだが、昔ながらの気骨のある走りを実現
レポート=島崎七生人 写真=高野公男(2004年3月19日)
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます
1919年の「typeA」以来、長い歴史と革新的なトライで注目を集めてきたのがシトロエンだった。なのに率直にいうと、新型車でいえばエグザインティアより後のモデルは、どれも今ひとつパッとしないなあ...そんな印象をもってきた人も多かったのではないだろうか?
しかしここにきて、シトロエンは活気づいてきた。卑近なところではC3がそうだし、(レポーターはまだ触れたことはないが)変幻自在な姿が独創的なC3プルリエルも、そう遠くなく日本市場にお目見えしそうだ。鋭い人にはもうおわかりと思うが、「ほお!」と唸らせられるようなイカしたセンスのショーモデルを世界各地のショーで登場させ、そのイメージをほぼ保ったモデルがやがて量産化される...というのが、ここ最近のシトロエンのパターン。なのでもう凡庸などと思わずに済むシトロエンを僕らは楽しめそうな気配なのである。
そして今回のC2である。それまでのサクソ(導入当時の4ドアならシャンソン)と較べたら、ひと目でヤル気の違いを感じるこのクルマは、欧州でも屋台骨であるコンパクトカー市場を担うための、シトロエンにとっても重要なモデル。現地では2003年9月から発売されている。ベースはC3と同じ“プラットフォーム1”を採用。つまりC3が4ドア、このC2が2ドアと、目下のところ棲み分けもキッチリと行なっている様子だ。ちなみにホイールベースは、4ドアのC3より約150mm短い2315mmの設定だ。
なお日本仕様として設定されるのは、1400ccと1600cc(1600ccは4月1日、1400ccは今夏発売予定)の2タイプで、どちらもVTRとグレード名がつく。つまりどちらも高性能版ということで、とくに1600ccはDOHCエンジンを搭載。また両車とも「センソドライブ」と呼ぶ、自動シフト機能付きの2ペダル・5速MTが組み合わせられる。
ラウンドシェイプのボンネットに盾型のヘッドライトが組み合わされ、開口部の広いグリルとフロントスポイラーがスポーティーな印象を強調。
先代のシャンソンよりひとまわりサイズアップしているが、実車はそれでも十分にコンパクトに感じられる“サイズ感”だった。
リヤビューはボディサイドまで回り込んだリヤコンビランプも印象的で嫌みなく個性を主張するデザイン。
シトロエン C2の買取・査定( ガリバー)
|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|