プジョー 307CC
後席は背もたれがやや立っており、大人にとっては、実用にはなるがスペースは“2+α”といった程度。クーペの状態だと、リヤウインドウが頭上まで回り込んでいる。一方で運転席は、ハッチバックより40mm着座位置が低い(50mmの範囲で高さ調整も可能)そうだが、ハッチバックよりはるかにスポーティ...というより、しっくりくるポジションという印象をもった。とくに左ハンドルのS16は、運転席に座った瞬間、まるで長く乗っている自分のクルマのような感じさえした。
走らせてまず感じたのは、乗り心地がとてもいいということ。一般にカブリオレの場合、補強材などによる重量増が乗り心地をマイルドにする傾向があるが、307CCの場合も同様。ただオープン/クローズドでは当然ながら印象が異なり、S16はオープン時の適度にシャープなハンドリングが保たれた状態での乗り心地(クローズド時はさすがに低速でほんの少し硬い)、そのほかのモデルならクローズド時のしなやかなサスペンションフィールがよかった。いずれもボディの造りは相当によく、クローズド時にルーフのどこかから異音が気になるような不具合はほとんどないし、オープン時も、あれほど傾斜したフロントガラスやステアリングポストがユラユラと揺れる兆候がほとんどみられないのはたいしたものだ。
パワー感では、当然ながらS16が上。マニュアルトランスミッション(スッと各ポジションに入るシフトフィールも非常によい)ということもあり、パワーコントロールは自在なのがいい。一方で標準スペックも方もなかなか侮れない性能で、およそ実用範囲なら、動力性能の不満は感じないはず。全般にエンジンフィールがよりスムースになっているのは気がつくところで、とくに高回転まで回したときのノイズや振動が目にみえて減っており、よりエンジンを気持ち良く使えるようになっている。
EW10 J4:排気量2000cc・最高出力100kW/6000rpm(137ps/6000rpm)直列4気筒DOHCエンジン。
EW10 J4S:排気量2000cc・最高出力130kW/6000rpm(177ps/6000rpm)直列4気筒DOHCエンジ。
S16には17インチアルミホイールに205/50R17タイヤを、その他のモデルには16インチアルミホイールに205/55R16タイヤを装着。

プジョー 307CCの 詳細
プジョー 307CCの買取・査定( ガリバー)
|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|