アウディ A3
カジュアルテイストが漂う、普段使い+オシャレ感覚のアウディ
レポート=竹岡 圭 写真=高野公男(2004年4月6日)
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すっかりプレミアムブランドに成長した、アウディのエントリーモデルがA3。エントリーモデルとはいっても、インテリアなどにもアルミがあしらわれているが、全体的にカジュアルなテイストが漂っていて、普段使い+オシャレという感覚が、アウディらしいところだ。
この感覚は走り出してからも同様で、非常に心地イイ具合に、自分の手足感覚でドライビングが楽しめる。
狙ったラインにスッとのせられるハンドリングは、非常にニュートラルな味わいだし、ステアリングの操舵力も、重すぎず軽すぎずと適切な感じ。ペダルフィーリングやレスポンスも、神経質すぎることもなく、十分すぎるほどにコントローラブルといったところで、ちょっとラフに操作をしたところで、なんとなくキレイにまとめてくれるといった、優しさが感じられるのだ。
まさに、ちょうどよくドライバーの感覚に合わせていれるといった感じなので、ストップアンドゴーが頻発する渋滞時にも、切り返しが必要そうな狭い道でも、ストレスを感じることはまったくない。
そして、今回改めて試乗したA3 3.2 quattroモデルでのいちばんの注目は、やはりDSG(ダイレクト・シフト・ギアボックス)という、ツイン・クラッチ式トランスミッション。アウディのラリーマシンからフィードバックされた技術で、バイワイヤー化されたATセレクターとスロットルを連動させることにより、変速に必要な時間はわずか0.3秒というから驚きである。例え6速から2速へのシフトダウンも0.9秒で行うというくらいなので、実際も変速のショックはほとんどないし、選択の幅も細かいので、思わず余計にシフトしたくなるような絶妙のフィーリングが味わえる。Dレンジに入れっぱなしにしておいても、まったく問題ないが、MT派の人も頷けるレベルのATと言い切ってもいいだろう。カッチリしたボディに抜群の運動性能。コンパクトカーとひと括りにできないくらいの、ハイクオリティな1台だ。
ホイールベースと全幅はワイド化され全高をダウン、スポーティーでシャープなボディラインになっている。
DBD:排気量3200cc・最高出力184kW/6300rpm(250ps/6300rpm)V型6気筒4バルブDOHCエンジン。
5スポークスタースタイリングアルミホイールに225/45R17タイヤを装備。

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