オペル べクトラワゴン
実用を重視した“トラディショナルライン”のワゴンが加わって4ドアラインナップが完成!
レポート=島崎七生人 写真=(2004年4月30日)
※コンテンツ内の写真画像をそれぞれクリックすると、拡大写真がご覧いただけます
2002年2月に操業を開始したリュッセルスハイム工場は、約7億5000万ユーロを投じて作られたという、最新鋭の設備を誇る工場だ。アダム・オペルがミシンを作り始めた、いわばオペルにとって縁の地でもあるここのラインで作られるのが、今回の新型ベクトラ・ワゴンだ。
ちなみに今回のワゴンの追加で、ベクトラはセダン、GTS(5ドア)、シグナムとあわせ、計4タイプのボディ形状を揃えることになる。いずれも4ドアというのが注目だが、4ドアにこだわった「商品の深さで勝負」(オペル)のラインナップ構成である点が特徴だ。無論、実用を重視した“トラディショナルライン”としてセダンとともに設定されることになったのがワゴンである。
「ワゴンとして直球かつ豪速球」とオペルがアピールする同車だが、現在のオペル車のラインナップでは、ベクトラのポジションとともに、従来のフラッグシップだったオメガのレンジもカバーする役割ももたされている。なので、ミドルレンジのよくある“ムード重視”のワゴンとは一線を画している点が見逃せない。後述するが、それはディメンション(ボディサイズ)の設定にも明らか。そして(おそらく、まず)設定されたのは3200ccのV6エンジンを搭載するモデルで、これの標準モデルと、本革シート、17インチタイヤ&アルミホイールなどを奢った上級モデル(Premium)の2タイプを設定する。
ベクトラ・シリーズ共通のフロントデザイン。オペルファミリーの一員である事を主張する。クリアガラスで覆われたヘッドライト、ボンネット一体化のラジエター・グリルには、オペルのマークが大きく描かれている。
シグナムと同じ2830mmのロングホイールベース。エレガントなイメージと力強さが表現されているサイドビュー。
左右のテールライトの中央部分はテールゲート一体式。一体化にすることによりテールゲート開口部は広く大きく採られている。
|