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試乗レポート

ホンダ エリシオン



試乗レポート概要車内&装備ドライブフィールフォトライブラリー総合評価
ドライブフィール 走ってみると?

3000ccのV6エンジンは滑らかだし、低速域から力があって気持ちいい。特に感心したのが静粛性の高さで、エンジンが静かなのはもちろんの事、足回りから入って来る音や振動が巧みにカットされていて乗り味は本当に高級サルーンだ。可変気筒エンジンは高速での3気筒モードで少しだけゴワゴワとしたコモリ音が感じられたが、これも注意すると気が付く程度。本来6気筒で回るエンジンの3気筒を止めるのは実は大変な事で、予想以上に大きな振動を発生する。ホンダはこれを電子制御のエンジンマウントと、スピーカーからコモリ音と逆の位相の音を出すアクティブノイズコントロールで対処している。その制御は見事と言って良いだろう。

2400ccエンジンも望外に軽快だった。低速トルクに焦点を合わせた性格なので、アクセルを踏んだ瞬間の反応がかなりシャープなのだ。ただしボディが重い事は隠しようのない事実で、高回転域の伸びはもうひとつだし、登坂路では少々重ったるい感覚もある。そういった場面で思いきりエンジンを回してもうるさくないのはさすがだが、定員乗車や峠道を走る機会が多い人は3000ccがベストチョイスだろう。市街地中心なら2400ccもイケルというイメージで良いと思う。

足回りはかなりソフト。ホンダ車としては最も柔らかい乗り味と言って良いと思う。ただ、だからと言ってコーナーでの姿勢変化が大きくて困るといった事は無い。初期の応答性を意図的にマイルドにしたステアリングを切り込むと、ロールが始まる最初の瞬間だけユラリとした動き方をするものの、その領域を過ぎてしまうとけっこう腰の座ったコーナリングが楽しめる。スポーティーとは言い難いが飛ばした時の安定感はけっして低くない。これは高過ぎないボディによるところも大きいはずだ。ただし荒れた路面を通過した際は、足の柔らかさが災いしてちょっとバタついた乗り心地になった。この辺にもしなやかさが出ると完璧だ。

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ホンダ エリシオン 写真拡大1 J30A:排気量3000cc・最高出力184kW/6000rpm(250ps/6000rpm)V型6気筒SOHCエンジン

ホンダ エリシオン 写真拡大2 K24A:排気量2400cc・最高出力118kW/5500rpm(160ps/5500rpm)直列4気筒DOHCエンジン

ホンダ エリシオン 写真拡大3 17インチアルミホイールに215/60R17 96Hタイヤを装着(VZ)





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