三菱 グランディス Sport-E
アウトバーンで鍛えられた欧州仕様のグランディス
レポート=竹岡 圭 写真=ZIPNIX(2004年6月11日)
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幸いにして?私は38歳にはまだまだ時間はあるけれど、グランディスには乗るたびに、いいなぁと思わせられるものがある。特に長距離ドライブでは、その快適性には毎回唸らせられているのだ。
そんなグランディスに、新しいグレードスポーツEが加わった。「E」の意味するところは「ユーロ」である。つまり欧州仕様の足回り+αのものが奢られた、スペシャルバージョンなのである。欧州仕様と日本のスポーツEの大きな違いは、その車高。日本仕様は車高が15mmローダウン化されている。他グレードとの差別化と、欧州では日本とは違いローダウン化の要望があまりないので、あえてそのままにしているのがこの理由である。
さて「E」というネーミング通り、いちばん違いが出るのは高速走行だ。フラット感がまして、高速での快適感、直進感がよりいっそう高まっている。さすがアウトバーンで鍛えられたといったところだろう。
またワインディングでも、ハンドリングとして、その性能は顕著に感じられる。ミニバンの場合、まあどのミニバンもそうなのだが、以前はステアリングを切ってから若干遅れてからボディがついてくるというような感覚がある。それがスポーツEでは、ステアリングを切った瞬間にボディが一体化してついてくるような感覚が強い。ドライバーとクルマとの一体感が増し、よりニュートラルなドライビングが楽しめるのだ。これには特にリアまわりを重点的に強化された、ボディ補強が効いている。そのぶん、後席では、荒れた路面の低速時走行などに、コツコツとした突き上げと言うほどではない振動を感じるが、逆にミニバンでは表れがちな、ブルブル感やビリビリ感は皆無となった。
さて、運動性能のキャラクターに合わせて、インテリアにも専用のものが採用されている。グッと精悍なスポーティな雰囲気は、走り味と合わせて、いつでもスポーツマインドを持っていたいという向きにはピッタリという感じだ。しかし、決して子供っぽいものではなく、グランディスが持っている上質感はそのまま保たれているところが上手い演出である。
オリジナルのゆったりとした味わいも捨てがたいが、ミニバンでも走りを味わいたいというユーザーには、オススメのグレードといったところだろう。
インテリアは運動性能のキャラクターに合わせた専用のものを採用。グッと精悍になってスポーティな雰囲気は、走り味と合わせてスポーツマインドにピッタリという感じ
「Sport-E」専用の17インチアルミホイール(光輝タイプ)に215/55R17タイヤを装着
4G69 MIVEC:排気量2400cc・最高出力121kW/6000rpm(165ps/6000rpm)直列4気筒SOHCエンジン

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