クライスラー ボイジャー
ミニバンのパイオニアがさらに魅力的なデザインに進化して日本上陸!
レポート=島崎 七生人 写真=ZIPNIX(2004年6月22日)
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ミニバンが現在のように世界中のユーザーに愛用されるようになった、そのきっかけを作ったのが、クライスラー・ボイジャーだった。そのボイジャーも、1980年代初頭の登場以来、20年強で全世界で1000万台を突破するまでになっているという。この数字だけ見ても老舗ならでは...といった感じだが、アメリカ市場のみならず、ヨーロッパへも進出している点は、このクルマの強みなのかもしれない。
そのボイジャーのマイナーモデルチェンジ版(2005年モデル)が、日本にも導入されることになった。
新型の1番のポイントになるのが、フェイスリフトの実施だろう。従来型と見比べればハッキリと違いがわかるが“ウイングバッジ”と呼ばれるメッキのオーナメントが、従来はグリルの中央に浮いて装着されていたが、新型ではグリル上部に移動。グリルパターンも横方向の桟がメッキ処理された、パターンの大きな格子状に改められた。さらにヘッドランプ形状も、クロスファイアーなど最新のクライスラー車に共通する“4つ目”に。また丸型フォグランプが埋め込まれたフロントバンパーも新形状になっている。
インテリアは基本的に大きな変更はないが、装備では、3列目シートまでをカバーするサイドカーテンエアバッグが標準装備化されている。車種体系は従来通り標準ボディのボイジャーと、それよりホイールベースが150mm長いグランドボイジャー(4WDも設定)で、ボイジャーにはLXと、本革シートなどが奢られるLXプレミアムが設定される。
ところで短時間ながらこのクルマに試乗してみて感じられたのは、元祖ミニバンらしく、人を快適に運んでくれることにかけて含蓄のある走りを実現している...ということ。とくに広々とした室内、ゆったり座れるシート、おだやかな乗り味などは魅力に感じられる部分。またセカンドシートをハネ上げても、ベース部分のカップホルダーは水平状態のまま床側に残る...といった、ミニバンが使われるシーンを見越した仕掛け、機能は、やはり長く続いてきたブランドだけのことはあると思わせられる。
おっとりとした余裕のある走りも、いかに人が快適に乗車していられるかを考えてのことだろう。気の利いた装備、機能とあわせ、経験を背景に説得力のあるミニバンに仕上げられているモデルといえる。
新デザインの「ティアドロップ」型4灯ヘッドランプを採用して、新しいブランドアイデンティティを印象付けている。
センターパネルは木目調になって、高級感を演出。ステアリング中央のウィングバッチも形状の変更が施された。
R:排気量3300cc・最高出力128kW/5100rpm(174ps/5100rpm)V型6気筒OHC12バルブエンジン

クライスラー ボイジャーの買取・査定( ガリバー)
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