日産 ムラーノ
北米市場で人気のムラーノが日本仕様の右ハンドルを用意して今秋登場!
レポート=島崎 七生人 写真=ZIPNIX(2004年7月13日)
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北米市場に遅れること2年...メーカーの説明を聞き、現地登場からもうそんなに経つか...と意外にも思えた。斬新なフォルムが印象的なこのムラーノだが、いよいよ今年9月、右ハンドルの正式な日本仕様が登場するのだという。それに先駆け、日本の公道で乗ることのできた同車は、レポーター個人はまったくの“初対面”であったからなおさらだったのだろうが、実に新鮮なクルマに思えた。
何といってもインパクトがあるのはそのスタイル。最新の日産車のトレンドどおり面に表情がある外観は、写真でみるより実車はずっと引き締まってスポーティな印象。全幅は1880mmで、十分にたっぷりしたボディサイズだが、それを“豊か”と余裕をもって受け入れられる、持て余さない車両感覚でもある。ちなみにドライバーのアイポイントはハリアーより18mm高く、シート高の調整幅も65mmと、ハリアーより20mm大きいという。
インテリアは、天地方向によとりがある、前後シートともゆったりと寛げるスペースが特徴だ。広々とした空間の演出にも一役買うインパネは、確かに眼前のすっきりしたムードの演出には成功している。ただしフェアレディZ風のメーターを始め(メーターの文字盤はウォーム系のアイボリーだ)、インパネまわりの樹脂然とした部分の質感とメタル調のパネル部分とのハーモニーがやや無機質で冷たく感じるのは気のせいか? ハリアーのようなゴージャス一辺倒のデザインよりは好感がもてるが...。(決して豪華に!ということではなく)この種のクルマには、乗り込んだときに自分の家に帰ってきたように受け止めてくれる温かみも必要に思う。
ラゲッジスペースは、地面から床面までの高さは多少あるが、床板は樹脂ではなく合板を使用しているようでしっかりした造りだし、家族旅行の際のバッグ類などを積み込むには容量も十分なはずだ。
走りはほとんどセダン感覚だった。ここまであえてSUVと書かなかった理由もここにあり、ワインディングでもキレのいいハンドリングを披露してくれるムラーノは、SUVとしてかなりスポーティな部類といえる。それでいて乗り心地もフラットだし、3500ccのV6+CVTもまったく自然なパフォーマンスを発揮してくれるので、運転しやすいし、乗せてもらっている立場でも快適に違いない。CVTは6Mポジションで100km/hなら1750rpmにエンジン回転を抑えてくれる。
なお日本仕様は、3500ccの4WDと2WDのほか、2500ccの2WDモデルも用意されるとのこと。
天地方向によとりがあり、前後シートともゆったりとして寛げるスペースを確保している。
フェアレディZ風のメーター(文字盤色はアイボリー)を採用し、センターパネルはメタル調で眼の前はすっきりした印象。
VQ35DE DOHC:排気量3500cc・最高出力245ps/5800rpm V型6気筒DOHCエンジン

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