アルファロメオ アルファ166
フェイスリフトされたアルファロメオのフラッグシップモデル
レポート=島崎七生人 写真=ZIPNIX(2004年7月23日)
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メーカーでは“新型”と表現しているが、アルファロメオのトップモデル、アルファ166がマイナーチェンジを実施した。従来型が日本市場に投入されたのは1999年9月のことだったから、4年10カ月ぶりの手直しということになる。
注目のポイントはフェイスリフトで“顔”が一新された点。人気の156も同様のリファインを受けているから、それに歩調を合わせた形でもある。従来型は“クラス感”に照らしてやや控えめな顔まわりだったが、新型では、最近のアルファロメオの流儀に則り、特徴的な盾型グリルを天地に大きく引き延ばし(なのでナンバープレートもオフセットされた)、クリアレンズ内部のヘッドランプもクッキリとした印象とし、全体にキリッ!とした表情になった。「従来型のほうがいい」という声があることも確かだが、見慣れると新型も「悪くないかも」と思える。なお4730mmの全長は従来と同じ。
アルミホイールは新設定の16インチ、17インチとも標準装着としては新規だが、ホイール自体は従来からメーカーオプションで設定のあったものだ。
インテリアは標準仕様が新設定され、これにファブリックシートが標準となるのが新しい。またステアリングホイールのデザインも“新型”だ。細かくいえばドアロックピンがメッキになったり、運転席側のアシストグリップが装着されていたりする点が従来型と異なるが、メーターやシートのデザインは、大きくはほとんど変わっていない。
搭載エンジンはGTAなどに搭載される3200ccではなく、従来どおりの3000ccのV6で、これに任意シフトモード付きの4速ATが組み合わせられるのも同じ。カタログスペックも変わらない。なので動力性能面では、従来型のオーナーなら「まったく変わらない」とわかるだろう。
ただし、ボディの剛性が少し上がったのは感じる。走り出して客室部分が強固になった印象で、サスペンションの取り付け部分もよりシッカリしたようで、コーナリング時など、サスペンションの仕事ぶりがしっかり反映され、より安定感が増したことがわかる。「新型の顔は認めない!」などと頑固な主張をする従来型オーナーにも、このボディ剛性だけは“うらやましい”と感じるだろう。新設定の16インチの乗り心地のよさも魅力的。スポーティさとしっとり感をバランスさせた走りは、相変わらず独自の世界を作っている。
フェイスリフトされ“顔”が一新された点が注目のポイント。特徴的な盾型グリルを天地に大きく引き延ばし、全体にキリッ!とした表情になった。
新しくなったステアリングホイールのデザイン。ドアロックピンはメッキになり、運転席側のアシストグリップが装着されていたりする点が従来型と異なる。
36101:排気量3000cc・最高出力162kW/6300rpm(220ps/6300rpm)V型6気筒DOHC 24バルブエンジン

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