マツダ ベリーサ
次のzoom-zoomは「センスのよさ」がキーワード
レポート=竹岡 圭 写真=ZIPNIX(2004年7月28日)
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「センスのよい」「創意に富んだ」「はつらつとした」というマツダブランドの個性を具現化するためのスピリットであるzoom-zoom。その中でも、まずは手始めとして2002年4月のアテンザ以降「はつらつとした」の領域を軸足として、デミオ、RX−8、アクセラと続いてきた。わかりやすく言えば、マツダのスポーツDNAが前面に押し出されていたと言える。これを背景としつつ、気持ちよさは踏襲しながら、次世代のzoom-zoomとして「センスのよい」という領域にスポットが当てられたのがベリーサなのだ。というわけで、このところ続いてきた、いわゆるマツダ顔ではないのも大きな特徴のひとつなのだ。
「センスのよい」から始まって、ベリーサのコンセプトは「シンプル クオリティ コンパクト」がキーワード。ターゲットも、子供のいない30前後の共立(ともだち)カップル&子育ての終わった熟年カップルとし、さりげなく上質なライフスタイルを送りたい、それぞれの価値観を持ちながらお互いを尊重しあうような大人の二人が、安心して選べる上質さを大切にしたとのこと。コンパクトカー=カジュアルという定石を打ち破り、デザインや質感、静粛性などに代表されるクオリティ重視で、上質感を全面に強調しているのだ。日本専用モデルということもあり、思い切った方向に振れたというワケである。
まずは、キーワードが「シック、モダン、ハイクオリティ」というエクステリアデザインに注目。世間で、いわゆるセンスのよいプロダクトデザインとされているモノ、つまりオシャレなインテリアや雑貨の共通項である、ハリ感のあるシンプルな面にデティールに、こだわった有機的デザインをプラスし、ハイコントラストに仕上げるといった処理がなされている。基本的な造形は上質で広がり感のあるラウンドシェイプだが、顔は中心に集まるような進化系のマツダ顔をしている。そして、いちばん苦労したのはDピラーというだけあって、なかなかのバックシャンに仕上がっているのだ。
続いて、インテリアもキーワードの共通化が図られていて、インパネからドア部へ連続感を、ブラックとオリーブのカラー配置やトリム造形などで表現したラウンドシェイプが採用され、ゆったりとした広がりのある空間が演出されている。
さて、何を隠そう、ベリーサのベースはデミオである。ボディサイズは、全長3975mm×全幅1695mm×1530mm。デミオと比べると、全長+50mm、全幅+15mm、全高は同じと、国産Sクラスコンパクトカーとしては少々大きめだ。デミオに比べてかなりウエストラインが高いのもポイントのひとつだ。
パワートレインは、1500ccモデルのみとし、デミオとの差別化を図っている。4ATのみのラインアップでFFと電気モーター式のe-4WDモデルが用意される。
価格は153万3000円〜172万2500円。
「シック、モダン、ハイクオリティ」というエクステリアデザインに注目。基本的な造形は上質で広がり感のあるラウンドシェイプだが、顔は中心に集まるような進化系のマツダ顔
サイドウインドーのサッシュをブラックにし、なかなかのバックシャンに仕上がっている
フロントライトと共通したデザインを取り入れたリアコンビネーションランプとリアアンダーグリルが印象的

マツダ ベリーサの買取・査定( ガリバー)
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