フィアット パンダ
フィアットのDNAが刻み込まれたシンプルで良質なスーパーコンパクト
レポート=島崎七生人 写真=ZIPNIX(2004年8月10日)
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デビューしてからもう20年以上経つが、初代フィアット・パンダは、いまだ一部の愛好家から支持されている。G・ジウジアーロ(イタルデザイン)がデザインのみならず、設計、生産方式まで管理したという初代は、当時のベーシックカーとしてもユニークで画期的だった。見るからに合理的な造りで、フロントガラスさえ平面だったし、初期型は何と取り外して洗える(!)ハンモック状のシートを備えるなど、道具としてのシンプルさ、潔さが魅力的だった。
その小さいが偉大なパンダの名を受け継いで登場したのが、今回の新型だ。当初は別の車名(“Gingo”)も考案されたが、他車(“Twingo”)と紛らわしいということで、同じ呼び名に落ち着いたもの。いずれにしてもコンパクトなシティカーというコンセプトは変わらず、それを現代の技術とセンスで再構築したクルマ...と捉えれればよいだろう。
トピックはさまざまだが、まず注目すべきはその“小ささ”だ。全長×全幅×全高=3535×1590×1535mm(ルーフレールなしのパンダ)は、卑近なところでトヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーンと比較しても、60mm短く、75mmも幅がコンパクトで、35mm背が高い。いかにコンパクトなクルマかおわかりいただけよう。
搭載エンジンは1200ccで、これにMTミッションをクルマが操作してくれる「デュアロジック」が組み合わせられる。
最新トレンドを反映したというシンプルなスタイリング。どことなく愛らしい表情は先代譲り?
実車はとにかくコンパクト。これなら「大きいクルマはイヤ!」という女性ドライバーにもまったく抵抗感はないはず。
大きめの縦型リアコンビネーションランプは後方からの視認性も良く、リヤのシルエットを引き締めている。
フィアット パンダの買取・査定( ガリバー)
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