フィアット パンダ
実車はとにかくコンパクト。これなら「大きいクルマはイヤ!」という女性ドライバーにもまったく抵抗感はないはず。スタイルは最近のフィアットの流れで、フロントまわりなどやや没個性的。発表前、キャリアカーで運ばれるのを偶然目撃したが「トヨタ・ヴィッツ兄弟の新型車!?」とも思えた。が、ボディカラー(と組み合わせられる内装色)のカラフルさは、日本車にはないセンスだし、サイドウインドはアーチ状に後ろ下がりになってはいるが、ドア開口形状はしっかりと四角だったり、バックドア部はほぼ垂直に立っていていかにも機能的だったり...と、決してデザインに機能が犠牲になってはいない。ボディカラーは全11色と豊富に用意される。
インテリアでは、ブルーまたはイエローのシート表皮が目をひく。日本車ではとてもありえないヴィヴィッドな色遣いだが、いかにもフィアットらしいカラフルさで、見る者の目と気分を楽しませてくれる。
乗り込むとさすがに室内幅は最小限で、成人男性なら、運転席から助手席側のドアに手が届くほど。広々とした最近の多目的車に慣れた感覚を基準にすれば、頭上横方向の余裕も大きい感じはしない。
が...2300mmと、パッソ/ブーンよりさらに140mm短いホイールベースながら、キチンとした姿勢で座るようになっているシートに収まれば、前後とも窮屈には感じない、無駄のないスペースが作り出されている。
シフトレバー始め、オーディオ、空調などの操作系が中央にまとめられ、これらは手を届かせやすく使いやすい。
カラフルなシートカラー(ボディカラーと組み合わせられる内装色)は、日本車にはないセンス。
広々とした最近の多目的車に慣れた感覚を基準にすれば、頭上横方向の余裕も大きい感じはしない。
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