フィアット パンダ
インパネを始め、室内はどう見てもプラスチック然としているが、デザインの“軽さ”が素材感に合っており嫌な印象はない。ついでながら室内の“新車の匂い”も、いつものフィアットのそれ。インパネ中央にシフトレバー始め、オーディオ、空調などの操作系がまとめられ、これらは手を届かせやすくやりやすい。グローブボックスも日本の車検証ケースを収めた上、その下に最近のクルマでは珍しく奥行きのあるスペースを用意している。
そして、いい意味で期待を裏切られたのが走り。1200ccと排気量だけ聞くと「果たしてどうかな?」と思うが、実際は実に活発に走れるだけの性能を発揮していた。これは事実上MTが組み合わせられていることが大きく、エンジン性能を無駄なく本来的に発揮できているのだろう。「デュアロジック」の自動シフトモードも、アルファロメオのセレスピード以上と感じるほどスムースな制御を行なってくれ、小さなボディをギクシャクさせることなく、軽快に走らせてくれる。シフトレバーを横方向に動かすことで、シフト操作の自動/マニュアルが選べる仕組み。
エンジンは性能が十分なだけでなく、たとえ回転を上げても騒音、振動の高まりは気にならないレベル。この点にも好感がもてた。乗り心地はホイールベースの短さを考えれば十分に快適でドッシリ感のあるものだった。パワーステアリングが重さが切り替え可能だが、CITYモードでは相変わらず軽すぎる印象で不要に思えた。
日常のお買い物には十分活躍してくれそうなラゲッジスペース。後部座席は後方からでも倒すことができる。
188A4:排気量1200cc・最高出力44kW/5000rpm(60ps/5000rpm)直列4気筒SOHCエンジン
13インチアルミホイールに155/80R13タイヤを装着
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