BMW 6シリーズ カブリオレ
ソフトトップが“落ち着いた空気”を演出する、夢心地になれるカブリオレ
レポート=島崎七生人 写真=ZIPNIX(2004年9月13日)
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少し古いBMWにも関心をもつマニアなら“6シリーズ”というと、初代クーペのあの優美なフォルムを思い浮かべることだろう。その頃のBMWといえば、初代の5シリーズ、3シリーズを登場させ、新世代のラインナップを構築しつつある時期だった。そして1976年、それまでの3.0CSに代わる、グッと近代化を果たしたモデルとしてリリースされたのが初代の6シリーズだった。ちなみにこのクルマは、ボディワークをその道のスペシャリストであるカルマン社に任せ、丁重な仕立てにもこだわるなどした。また高性能版のM6や、初期のアルピナ(B7ターボ)も、このクーペをベースに作られた。そしてこの6シリーズは、1989年、12気筒V型エンジンを搭載して登場した8シリーズに、フラッグシップとしての任務をあけ渡す...。
なぜ過去の6シリーズ以降の歴史のさわりを確認したかというと、最新の6シリーズが、初代を思わすスタイルと走りの美的バランスを現代に蘇らせた風に思えたから。しかも今回はクーペに加え、4座席のカブリオレまで追加してきたのである。搭載エンジンはクーペと共通の4400ccのV8で、スペックは333ps(245kW)/45.9kg-m(450N-m)だ。
BMWの象徴であるキドニーグリルはフロントバンパーに取り込まれ、コンビネーションヘッドランプとのバランスも精悍なデザインのフロントフェイス。
全長:4,830mm、ホイールベース:2,780mm、全高:1,360mmと安定感のあるボディサイズは優雅そのもの。
スポーティーなデザインで液晶を配したブレーキランプ。リヤのエンブレムはトランクリッドのアウターハンドルと兼用。
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