見た途端にニコッとしてしまうような、キュートなエクステリア。少々、トヨタのシエンタに似た雰囲気もある...。実際のところダイハツのデザイナーはシエンタが登場したとき、してやられたと思ったとか思わないとか。
マルチワゴンとはいえ、まぁるいフォルムなので、それほど背高に見えないところが新しい印象だ。見た目通り、暖かみやぬくもり=快適性を大切にするために、居住空間を優先し、1550mmという全高にはあえてこだわらなかったとのことだが、結果的にそれほど大きく見えず威圧感がないので、どんなシチュエーションにもマッチしてくれそうである。
またデザインでは、NAモデルはグリルがパンチングメタルを思わせるボディ同色なところも、今までとは違う雰囲気を感じさせてくれる。そして、NAとターボでムーヴカジュアルとカスタムのように、さほどエクステリアを差別化しなかったところもラテの特徴と言えるだろう。
そして、エクステリアで注目なのは、Lグレードを除き全車に装備された、ドアミラーのターンランプ。軽自動車では初採用である。これによりサイドマーカーが必要なくなったため、サイドのフォルムも非常にツルンとした印象なのだ。
さて、インテリアも、エクステリアと同じくキュートな印象。パールがかったシルバーのインパネは質感も高い。またこのインパネはオプションでさまざまなカラーや木目が用意されており、自分だけのラテを作ることもできるのが楽しい。
小物入れなども充実していて、ほとんどの物がプッシュオープン式なので、操作性もいい。同じくドアノブも、深みのある丸型なので、キレイにネイルした爪を痛める心配もない。女性にとっては嬉しい心遣いである。
また助手席シートバック裏には、小物や子供のおもちゃなどをしまえるポケットや、箱ごとボックスティッシュが入る大型ポケットも装備されていたりして、室内がスッキリ片付くのも嬉しい限りだ。
ニコチャンマークを思わせる、カワイイシート生地だけでなく、あったらいいな〜装備が満載されているところが、軽マルチワゴンを得意分野とするさすがはダイハツといったところなのだろう。
さて、毎度お馴染みのドライビングポジションだが、シートリフターは残念ながらオプション。私の身長(161.5cm)でもとりあえず問題はないが、できれば標準装備してもらいたいところである。しかし、チルトステアリングはLグレードを除きすべて標準装備なので、実際の操作性はマル。さらに、シートベルトのアジャスターも標準装備されているので、小柄な女性でもまったく問題はなさそうだ。
続いて後席だが、ムーブと違うのは全車250mmというロングシートスライドを採用しているところ。このあたり、ベビーカーを積むママさんや、女の子同士で出かけるならば、とにかく足元が広いよりも、ラゲッジとニースペースを上手く配分できたほうが便利などという、女性の声が反映させたとのことで、まさにその通り!と思ってしまった。
ちなみに後席の座面のスライドは一体式だが、背もたれは5:5分割なので、レバーひとつで荷室をさらに広げることも可能だ。