ヒュンダイ JM
「まとまったスタイルだな」というのが、実車を見た第一印象だった。こでまでのどのヒュンダイのモデルよりボディの面やカタチが“こなれて”見えるし、奇異に映るようなディテールも散見されない。フロントフェンダーのカーブは同社のアイデンティティだそうだがファニー過ぎないし、全体のフォルムにアンバランス感も感じない。プレーンなリヤビューも安心して眺めていられる。強いていえば、(好みと判断次第ではあるが)後方に向かってボリューム感をもたせたフェンダーフレアの形状が均一であったほうがよかったのでは...と思う程度だ。
インテリアも同様で、質感とデザインともに仕上がり具合は納得できる。いたずらに華美な上級感を求めなかったのがよかったのだろう。インパネはシンプルなデザインで嫌みがなく、シートのパーティングラインの入れ方なども上手い。クロームのパーツが一切存在しないものの、センターパネル部の品のある使い方のシルバー(のパネル面)がアクセントになっている。ルーフライニング、ドアトリムなどの仕上げ、樹脂部品のコバの処理など、この点でレベルの高い日本車に慣れたユーザーでも納得がいくはずだ。
ラゲッジスペースは、汚れ、水気に有利な樹脂ボードが組み込まれている。これは合理的かつ扱いやすい。バックドアはガラスハッチが単独で開閉可能で、外側のハンドル部は、ゲート(全体)のハンドルのほうをガラスハッチ用のそれよりやや大きくしてある...といった気配りも。
シートのパーティングラインの入れ方なども上手いシンプルなデザイン。クロームのパーツが一切存在しないものの、センターパネル部の品のある使い方のシルバー(のパネル面)がアクセントになっている。
717mmの高さに設定された前席は、無理なくサッと乗り込めるちょうどいい高さ。運転席はシートの出来栄えがいい上、クッションが前後個別に高さ調整が可能、クッション前端をやや高目にすることもできる。
床面がフラットで、シートサイズも十分にたっぷり。後席はワンタッチ操作でクッションを沈みこませて前倒しできる。
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