ヒュンダイ JM
717mmの高さに設定された前席は、無理なくサッと乗り込めるちょうどいい高さだ。また運転席はシートの出来栄えがいい上、クッションが前後個別に高さ調整ができ、旧来からのヨーロッパ車的に、クッション前端をやや高目にして調節することもできる。なので、走行中にカラダをきちんと保持してくれた。
後席も床面がフラットなのがよく、シートサイズも十分にたっぷりしていた。後席はワンタッチ操作でクッションを沈みこませて前倒しできる。
走らせての印象は2000ccでも軽快な印象だった。発進時の飛び出し感がやや性急ではあったが、ボディが2700ccV6より110kg軽量であるため、身のこなしも軽やかで、気軽なシティラナバウトとしても有能なクルマになってくれそうだ。
一方で4WDの2700ccV6は、さすがに動力性能にも余裕がある。走りっぷりも粛々としているし、アクセル操作に対する応答性も上々だ。また4WDということでダートコースも試乗してみたが、凹凸の大きい路面でもサスペンションはよく追従してくれ、ボディを大きく揺らすことはなく、何よりボディがシッカリしており、ボディのどこかが音を上げているような気配はまったく感じなかった。
ワイドフェンダーでスタイル性を高めたモデルも用意されるが、肩肘張らずに乗れる、カジュアルでニートなSUVである。
汚れ、水気に有利な樹脂ボードが組み込まれる。バックドアはガラスハッチが単独で開閉可能。外側のハンドル部は、ゲート(全体)のハンドルのほうをガラスハッチ用のそれよりやや大きくしてある。
G4GC:排気量2000cc・最高出力106kW/6000rpm(144ps/6000rpm)直列4気筒DOHC16バルブエンジン
G6BA:排気量2700cc・最高出力129kW/6000rpm(175ps/6000rpm)V型6気筒DOHC24バルブエンジン
2000ccには6.5J×16インチアルミホイールに215/65R16タイヤを、2700ccV6には6.5J×16インチアルミホイールに235/60R16タイヤが標準装着される。
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