アウディ A6
操作系ではMMIと呼ぶ、BMWなどと同様の多機能をシームレスで集中操作する仕掛けが採用された。旧来の操作系と違い、スイッチの形状と場所で即座に機能が判別しにくい分、操作に慣れは必要。だが、オーナーになれば愛用のTVゲームを操作するように合理的に使いこなせるはずで、いいのは、機能ごとに色分けされた表示がディスプレイに現われ(無論、日本語表示だ)、それをみながら手元で各種機能の調整や設定が短時間で済ませられる点。コントローラーもBMWのそれのように、ひとりよがりに手ごたえが変化しないのがかえって自然でよい。
クルマを走らせ始めたごく最初のことは、先代で感じたような、サイズ以上のコンパクト感こそあまりしなかった。低速時にボディが短い周期で上下する揺れも、最近のアウディの特徴。訊けば、サスペンションの設定などは基本的に本国仕様と共通だそうだ。
しかし、ひとたびスピードを上げていくとこのクルマは本領を発揮する。まず乗り心地が目覚ましくフラットになっていき、スピードを上げるほど路面にボディを自分で押し付けていくようなフィーリングなのがいい。そしてワインディングでは、1790kg(試乗車のサンプルは3200ccモデル)という4WDシステム込みとしては十分に合理的な車重であることと、理想的な駆動伝達能力とに助けられ、爽快に走ることができた。6速ティプトロもシフトショックなど皆無で、効率的にエンジン性能を制御してくれる。
幅は狭いが奥行きのあるラゲッジスペースはスクエアー。リヤシートの背もたれを倒せば室内まで荷物を積載可能なので、長尺物もシッカリ積める。
BAT:排気量4200cc・最高出力246kW/6600rpm(335ps/6600rpm)V型8気筒DOHCエンジン
AUK:排気量3200cc・最高出力188kW/6500rpm(255ps/6500rpm)V型6気筒DOHCエンジン
「A6 4.2 quattro」には、7アームの8Jx18インチアルミホイールに245/40R18タイヤを装着
アウディ A6の 詳細
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