スズキ アルト
オシャレさとベーシック性能を両立した実力派 しかも安いっ!!
レポート=竹岡 圭 写真=ZIPNIX(2004年10月1日)
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2004年9月13日、1979年に軽ボンネットバンとして誕生してから、今回のフルモデルチェンジで6代目となるアルトが誕生した。アルトと言えば女性をターゲットにしたベーシック軽の草分け的存在。「女性の時代」と言われ始めた79年に、当時としても破格の47万円という低価格でデビューし、大ヒットを記録した伝統的モデルである。初代に付けられたキャッチフレーズは「街はアルトで歩こう」。そして6代目は「街をアルトでSKIP!」。「女性の足」として、進化を続けてきたアルトの伝統は、6代目の開発にあたってもしっかり受け継がれた。
そのひとつが「ママプロジェクト」。キメ細かい配慮を具現化するために「ママプロジェクト」というアルト開発専用のミセスチームが立ち上げられ、女性らしい感覚や視点で、企画から始まり実際にテストコースを走っての評価まで、総合的に提案が行われたそうだ。
そんなアルトのベースは、昨年9月のワゴンRから採用された、新プラットフォーム。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1500mm。背が高くなったぶん、ひと回り大きく見えるが、ワゴンR同様最小回転半径4.1mの小回り性を始め、新サスペンションフレームの採用などにより、毎日の運動性能については熟成の域に入ってきたとも言える。
さて、気になるパワートレイン、エンジンは実績のあるK6A型直列3気筒NA1本のみだ。ベースのEグレードと量販グレードのGには、5MTと3ATが。上級グレードのXは4ATが組み合わされる。タイヤサイズがそれぞれに違っており、Eは135/80R12、Gは155/65R13、Xは165-55R14となっており、足回りの違いとしてはタイヤが違うということだけにとどまっている。そして、それぞれにFFとフルタイムの4WDが用意される。燃費のよさも特筆モノで、Eの5MTモデルは、なんと24.5km/lという圧倒的な低燃費を誇っている。
さて、気になる価格だが、当時の心を受け継いだのか、大破格の65万円〜という設定での登場となった。1979年当時の大卒者初任給が約11万円。現在は約20万円と言われているので、その伸び率は約2倍だが、アルトの場合は47→65と約1.4倍。初代は550cc、現在は660cc。初代は3ドア、現在は5ドア。初代には付いていなかった、エアコン、パワステ、オーディオなどの快適装備を考えると、メチャクチャ安い! この価格設定は、31年連続軽ナンバーワンメーカーのスズキならではだろう。
ベーシック軽とは言いながら、アルトはとってもオシャレ。パンチングメタルのような格子状のグリルなど、ひと目でアルトとわかる個性的なもの。
円と直線をテーマにしたというデザインは、丸いボンネットと、スッと後ろへ流れる特徴的なルーフのラインなど、シンプルで清潔感溢れる。
リヤのコンビネーションランプには半円をあしらった遊び心をくすぐるデザイン。スッキリとまとめられたリヤのシルエットも機能美の表れか?

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