ポルシェ 911カレラ
試乗車として選んだのは、997でもっとも標準的なカレラの6速MT車。ティプトロニックなら右ハンドルも用意されるが、MT車は(カレラSも)左ハンドルのみの設定だ。
アダプティブスポーツシート(オプション)に乗り込みポジションを調整し、早速スタートしてみる。すると、呆気ないほどスムースに走り出した。クラッチの重さは負担にならない範囲で繋ぎ目もわかりやすく、シフトは極上の手応えでコクン!とポジションに入るのだった。
そして生憎の雨天のなか、少しずつペースを上げていっても、まるでサルーンのような運転しやすさ、快適性がずっと持続しているのは発見だった。試乗車にはオプションのPASMが組み込まれ、これのノーマル状態を選択していたが、乗り心地も悪くなく、ステアリングにもかつての911のような、カツカツ!と嫌なキックバックもこない。
タコメーターは7000rpmからレッド、スピードメーターは300km/hまで刻まれていて、スピードはもちろん、雨のなかエンジン回転も注意深く上げていくしかなかったが、最新の6気筒水平対向ユニットは、気難しさはまったくなく、あくまでデッドスムースかつ“スウィートに”回ってくれるのだった。
カレラSは、カレラのレベルを大きく上回る、よりパワフルでダイナミックな動力性能をもっている...ようだった。機会があれば、(カレラも良好な天候下で改めて試しながら)こちらも十分な時間をかけて試乗してみたい。
フロントのボンネットを開けると現れるラゲッジスペースには小型のキャリーバッグぐらいなら収納可能。
排気量3600cc・最高出力239kW/6800rpm(325ps/6800rpm)水平対抗6気筒DOHCエンジン
18インチアルミホイールに、フロント:235/40 ZR 18・リヤ:265/40 ZR 18タイヤを装着
ポルシェ 911カレラの 詳細
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