三菱 コルト プラス
コルト・プラスを走らせてみると、とくにここ!といった特記事項は見当たらなかった。誤解のないように言えば、それは決してダメなクルマということではなく、普通に自然に乗っていられるということ。実用車として、これはむしろ大切なことである。
エンジンは過不足なく性能を発揮してくれ、回転が上がった際の音は決して小さくないものの、音質が耳障りではなかった。前述のとおりフロアシフトのモデルなら、自然なポジションで操作ができるのもありがたい。
それよりも乗り味がなかなかなのがいい。とくの高速巡航時に路面の凹凸があった際、ボディが煽られずにしっかりとフラットな姿勢を保ってくれるのがよく、この点にスマートとの共通したDNAを感じた次第。タイヤのメイクに起因しているようだが、ロードノイズや、低速での乗り味のしっとりしたタッチがもっと感じられれば、より快適なトランスポーターといえる。
Ralliartの名を冠したコルトのスポーツモデルにも乗ったが、こちらはインタークーラー付きターボが奢られることもあり、パーソナルユースで乗りこなすなら、楽しい走りが味わえるグレードだった。専用にチューニングされたサスペンションはボディの余分な挙動を抑えてくれるのでコーナリング中も安定しているし、反面、実用車と考えても決して乗り心地は悪くなく通用するはず。CVTのセッティングにも不満は覚えなかった。
フロアボードはワンタッチ操作で使い勝手の良いレイアウトに変更が可能。電動開閉式のテールゲートなど日常の使いやすさが考えられた装備と機能が設定されている。
4A91 MIVEC:排気量1500cc・最高出力77kW/6000rpm(105ps/6000rpm)直列4気筒DOHCエンジン
15インチの5本スポーク切削タイプアルミホイールに185/55R15タイヤを装着
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