スズキ スイフト
従来からスズキ車というと、走らせたときの運動性能、快適性レベルなどに少々の不満を覚えることが通例だった。いかにも旧来からの軽自動車の延長線上というイメージがつきまとっていたからだ。しかし新型スイフトでは、もうそんな印象はなかった。
走らせたら、よかったのである。とくに乗り味は、サスペンションがしっかりとストロークしてくれ、路面のショックもタイヤとサスペンションで十分にいなしてくれる点がいい。なので乗り心地がフラットだし、適度な重厚感も感じられて、実に快適なのである。
また電動パワーステアリングも、よくできた油圧式のそれのように自然。適度な重みが残され、ワインディングなどを走る際に、路面とのコンタクトも十分にとれる。もりとんクルマの挙動自体もごく自然でしなやかなで、まるでヨーロッパ製の普通のコンパクトカーそのものといった走りっぷりを示してくれた。
ちなみにタイヤサイズでいうと、15インチはやや足下がバタつく感じがあり、14インチのほうが自然に思えた。
エンジン性能も、実用車として考えれば、でも必要にして十分だ。およそ日本の路上を常識的に走るならATのスケジュールも妥当。対して1500ccは、ATのシフトチェンジに少し違和感を覚えた。ただし、坂道や再加速時などの力強さではさすがに余裕が感じられる。
ダブルフォールディング式でスペースを広げられるラゲッジスペースもフルトリムなのには驚かされた。
M13A:排気量1300cc・最高出力67kW/6000rpm(91ps/6000rpm)直列4気筒DOHC16バルブVVTエンジン(※写真)
15インチホイールに185/60R15 84Hタイヤを装着
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