トヨタ マークX
マークIIとして10世代目に当たる意味も込められ“X”になってイメージ刷新
レポート=島崎七生人 写真=ZIPNIX(2004年12月21日)
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36年間で480万台も売ったというマークIIを振り返るとき、今は昔...そんな枕詞が似合ってしまう。もともとポピュラーなセダンだったコロナの上級モデルとして設定されたマークIIは、今でいう“上質感”に注力したハイオーナーカーの先駆車として誕生、以来9世代に渡って市場に投入された。
が、昨今のセダン低迷の余波はこのマークIIも直撃、保有台数も下降の一途。そんな状況下、普通ならカタログからドロップされても不思議ではないが、トヨタはこのクルマの存続にこだわったようだ。
そして登場したのが、このマークXだ。“X”は、マークIIとして10世代目に当たる意味も込められてはいるが、長年のベストセラーブランドだけに、“復権”も賭けたイメージ刷新、決意表明の表れがこの新車名とみていいだろう。
そして新型マークXでは、プラットフォームをクラウンと共用。2850mmのホイールベースも同じだ。ただし前後オーバーハングは切り詰められ、全長はクラウンより110mm短い。サスペンションは、フロントがダブルウイッシュボーン、リヤがマルチリンクとなる。
搭載されるエンジンはすべてV6の構成で、188kW(256ps)/314N・m(32/0kg-m)の性能を発揮する3000cc(3GR-FSE型)と、158kW(215ps)/260N・m(26.5kg-m)の2500cc(4GR-FSE型)の2機種を設定。価格帯は273.0万円(250G)〜354.9万円(300Gプレミアム)。
ランプやグリルの位置が鼻の下を伸ばしたように(?)一段と低いが、これは低重心フォルムから来るもので、アルテッツァなどで先例がある。
丸みと量感をもたせたフェンダーのプレスや、厚み感のあるドア断面など、なかなか意欲的なデザインで存在感はある。
リヤバンパーに設けられたマフラーエンドは意外な感じ。あえてオーバルにしないのも憎い演出。
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