トヨタ マークX
無難で空気のようだった先代のマークIIに較べれば、マークXのスタイルはそれなりに“引っ掛かりのある”スタイルにはなっている。というか、丸みと量感をもたせたフェンダーのプレスや、厚み感のあるドア断面など、なかなか意欲的なデザインで存在感はある。正面から眺めると、ランプやグリルの位置が鼻の下を伸ばしたように(?)一段と低いが、これは低重心フォルムから来るもので、アルテッツァなどで先例がある。他方リヤビューは、走り去る姿を真後ろから眺めているとBMW5シリーズ(それも新旧両方の!)のイメージがなくはない。ヘッドランプなども個性は狙ってはいるが、全体にはかつてのヴェロッサほどハズしてはいないから、このクラスの日本車を好むユーザーには難なく受け入れられそうだ。
インテリアは“微妙”な気がする。もちろんこのクラスのトヨタ車だから、各部の質感&仕上げのレベルは納得のいくレベル。もう以前のように、パッケージングを犠牲にした妙なハードトップボディではないから、後席の空間もしっかりとってある。
が、天井の大型イルミネーションや、センタークラスター部分の処理は、やや唐突なのでは? 別の言い方をすると、やや“軽く”思える。どうせ照明をつけるなら、ドアを開けた際、シート座面をほんのりと照らし乗員を迎えるような、そんな品のある演出効果を狙ってほしかった。
インテリアは“微妙”...とはいえ、各部の質感&仕上げのレベルは納得のいくレベル。
インテリアにマッチした落ち着いたデザインのシートは、フィット感も良く座り心地も上々。
以前のように、パッケージングを犠牲にした妙なハードトップボディではないので、後席の空間もしっかり確保されている。
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