事実、走りの印象はなかなか胸のすくものだった。もっとも好印象だったのは、250G・Sパッケージ装着車(2WD)。この仕様ならAVSと呼ばれる可変減衰力ダンパーが手に入るのだが、この設定が絶妙でいい。というか、通常はノーマル状態で十分で、フラットで快適な乗り心地としややかなフットワークが楽しめるし、スポーツに切り替えると、乗り味こそ引き締められるが、ステアリングの反応が一段とクイックになり、さらに直進性もノーマルより高められた状態となることがわかる。クラウンに対し70kg程度はボディが軽量というメリットもあって、スポーツサルーンと呼ぶに相応しい運動性を実現している。18インチサイズのタイヤ(ダンロップSP SPORT 2050、サイズは225/45R18 91W)もよく履きこなし、運動性と居住性の両面での不満もない。