日産 ラフェスタ
“狭小住宅”がコンセプトだそうだが、外観は、なかなかスタイリッシュな仕上がり。センスがいいと感じるのは、カジュアルなファミリーカーらしく当たりのソフトな姿ながら、ただポヨン!と丸いのではなく、直線と曲線を絶妙に組み合わせ、キリリとしていることだ。家電ショップなどで見かける、今どきの洒落たデザイン家電風。
またライバルの多くが“新幹線の先頭車両風”のモノフォルムなのに対し、エンジンフードをしっかりと形作ったスタイル(とマーカーなどの配慮)で、フードの認識がしやすい点、ウエストラインの低さで視界も広い(明るい)点なども気付く点。機能を大事にしたスタイルでもある。
室内はカプセルに閉じこめられる感じのライバル車とは違い、四角い箱のなかの居心地感で、それは悪くない。床も低く安心感がある。さらに前述のように窓が大きく、800×1500mmの広大なガラスの天井(電動のサンシェード付き)が明かりを注いでくれるので、気分的な広々感は十分。四角く明るいことがラフェスタ最大の魅力。
ただし、1〜3列まですべてのシートのサイズは絶対的に小さめなのが惜しい。なので1列目も(つまり運転席も)走行時にはヘッドレストを引き上げて使うのが大前提。3列目はさすがに大人の着座姿勢には無理がある。シートアレンジは凝ってはいないものの、操作レバーが大きく、扱いが楽なのが美点。
センターパネルの丸いクラスターデザインに集中されたスイッチ類は、見た目のまとまり感の良さだけでなく、とても使いやすく配列されている。
かわいらしいデザインのやや小ぶりのシートは、大柄な人が座った場合はヘッドレストを引き上げて使うのが大前提になりそう。
後席は開口部の広いスライドドアを採用、助手席側はリモコンでの操作も可能な自動開閉機構付きを採用している。
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