トヨタ アイシス
卓越したユーティリティを備えたミニバン「アイシス」
レポート=島崎七生人 写真=ZIPNIX(2005年2月15日)
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コンパクトクラスまで含めると、現状のトヨタのミニバンは、豊富なラインアップを揃える。ところが、ミニバンのメインストリームともいうべき5ナンバーのミドルクラスでいうと、キャブオーバー(容積型の背の高いタイプ)のノア/ヴォクシーこそあるものの、あとは登場後時間の経ったガイア(かつてのイプサムの派生車種)が選べるだけだった。イプサムは3ナンバー化を果たしたし、ウィッシュは、ライバル車がストリームであることからもわかるように、ひとクラス下のモデルということになる。
そこで、初代イプサムがそうであったように、5ナンバーサイズを基本とした、このクラスの新たなスタンダードになり得るポテンシャルをもって登場したのが、このアイシスである。
ポイントであるのは“実用重視のミニバン”だということ。そのために両サイドにスライドドアを設け、左側をピラーレス構造の「パノラマオープンドア」とした。これと連携させて、シートアレンジにもこだわり、助手席タンブル(ハネ上げ式)、チップアップ機構付きセカンドシート、後方床下格納機構付きサードシートなどが盛り込まれた。
ラインアップは1800ccと2000ccの設定で、2000ccには4WDも用意される。車両本体価格で見ると、1800ccで170万円、2000ccでも180万円から立ち上がる、実に意欲的な価格設定にも注目される。
大型マルチリフレクターを採用したヘッドランプは4灯式。フロントグリルにはクロムメッキモールを上部に配し、その中央には車名のイニシャル「i」が表現されている。
4隅に配置されたタイヤは、踏ん張り感と同時に安定感を生み、ウインドウ開口は、ピラーインドアの開放感を強調するデザイン。
リヤピラーに配置されたテール&ストップランプは、光源それぞれにマルチリフレクターを採用したLED。また、ガーニッシュ表面には車名が入れられている。
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