スバル R1
前回の東京モーターショーのショーモデル、R1eのグッドスタンスは、なかなかであった。R1はあのクルマのイメージが具現化されたものといえる。
が、軽自動車枠の制約(おもに全幅)と、R2の派生車であることが、R1のフォルムに大きく影響している。具体的には運転席の高さ、ステアリングポストの角度などはR2と共通だそうで、よって、ドア部分の天地の厚みがある、R2風のフォルムとなった。サスペンションをもっとローダウン化させてもよかったのでは?と感じるのも、メーカーの社内基準内で作られたためだ。
とはいえ2ドアのパーソナル感覚に溢れたクルマとして、R1は貴重な存在だし、個性も十分に感じる。「タマゴを縦にふたつに割ったようなフォルム」とはメーカーの資料にもでてくる表現だが、フロントマスク形状など細かな注文はあるにせよ、楽しげな佇まいで、欧州コンパクトカーのオーナーあたりの気持ちも吸引しそうだ。
インテリアも、1人または2人乗り主体と考えれば居心地がよい。インテリアの仕上げも納得でき、とくに「レザー&アルカンターラセレクション」の革内装は、テカらずサッパリとした風合いのシート表皮やステアリングが落ち着き感を感じさせる。助手席を前倒しすればテーブル代わりに使え、後席を倒せばラゲッジスペースが拡大。フック類も充実している。
マット仕上げにされたインストルメントパネルは上質感にあふれる。メーター部は大小3つのメーターが立体的に配置された三眼独立式を採用、指針にはスウィープ機能も持たせスポーティな演出がされている。
フロントシートには、後突時のむち打ち障害の低減機能を考慮したシートを採用。シート表皮には、パッケージオプションでブラックのアルカンターラとレッドの本革の組み合わせも選択が可能。
ワンルームパッケージというだけあって、リヤシートは大人がゆったり乗れるサイズではないが、シートを倒したときのシークレットスペースなど機能面においては使い勝手がよさそうだ。
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