スバル B9トライベッカ
スバル初の大型高級SUVは、走りもに拘った優れた操縦性の持ち主
レポート=桂伸一 写真=(2005年6月1日)
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スバル初の大型高級SUV、B9トライベッカがアメリカ工場で生産開始された。といっても北米仕様だから日本には直接関係ないのだが、同時に開催された国際試乗会がB9に乗る初のチャンスだけにこれを逃すテはないと、サンフランシスコに飛んだ。
シャーシはレガシィをベースにドア以降はB9専用に補強による強度と剛性アップに努めた。エンジンは3・0Rと同様。これがなければB9は存在しなかっただろう、理論上完全な回転バランスになる水平対向6気筒が滑らかで静粛性も高く、出力特性に優れて、しかも高回転まで引っ張ると、ポルシェにも似た魅惑のボクサーサウンドを発生、というあたりにも高級感がある。エンジンの低重心高と左右対称レイアウトのAWD(4WD)レイアウトによるシャーシバランスの良さはB9でも何ら変わらない。
走行性能はアメリカのフリーウエイでまず、2749mmのロングホイールベースとAWDが生む高速直進安定性の高さを確認した。乗り味はダンピングが硬く締まった感覚で高速での姿勢変化が少ない。2列5人乗りと3列7人乗りが用意される。フル乗車に荷物満載状況を想定すると、サスの硬さも理解できる。が日本上陸の際にはよりしなやかな、いなしの滑らかなストローク感を求める。
カントリーロードでは同時に試乗したアウトバックよりも優れているのでは、と思うほどステア操作から曲がる、一連の動作に甘さも遅れも一切ない。スポーツセダンのようにロールも抑えられ、高い位置に座っている感覚すら感じさせない点は走りに拘ったな、と感じさせる。
開発陣の口からは度々「BMW X5」の名が出たが、個人的には現行SUVではベストなハンドリングと感じている「BMW X3」と対比させたいほどB9は優れた操縦性の持ち主だ。上陸はまだまだ先、1年後だろうか。
フロントは航空機をモチーフとした「スプレッドウイングスグリル」を採用。タイヤの存在感を際立たせたホイールオリエンテッドデザインとなっている。
オプション装備のナビゲーションシステムにはタッチパネル式の7インチワイドカラー液晶画面を採用。ナビゲーション情報の他、車内LANを通じた車両情報を表示させることができる。
排気量3000cc・最高出力250hp/6600rpm・水平対向6気筒DOHCエンジン。レガシィ3・0Rと同じで、水平対向6気筒が魅惑のボクサーサウンドを発生する。

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