プジョー 407
大胆不敵な外観とは裏腹に、インテリアのデザインはどちらかといえば機能的で、デザイン優先という印象はない。それでも、ナビゲーションシステムを標準装備するため、それを必要としないヨーロッパ仕様とはダッシュの造形を変えてきたあたりに、日本市場に対するプジョーの並々ならぬ意欲がうかがえる。具体的に変えた部分はダッシュ中央、ちょうどベンチレーターの真上にマルチファンクションディスプレイを持ってきたこと。本来このディスプレイは日本仕様でナビの収まる部分に付いていたもの。それを日本仕様専用にわざわざ位置を変えた。ところが実はその部分は本来冷気や暖気が直接顔に吹きかかる量を減らす目的で開けられた、ジェントルエアディストリビューションの吹き出し口がある。それを敢えて3/1のサイズにし、そのためのダクトの取回しなど、ダッシュ内部を設計変更しているのだから、大変な労力だ。
この点を除いたダッシュのデザインは、プジョーのインハウスデザインを踏襲したもので、見た目には307などとの近似性が感じられる。ボディサイズが大きくなっているわりに室内空間は大型化しなかった。むしろ後席ではタイトな印象すらあり、特にパッセンジャーの爪先が、フロントシート下に入らない構造のため、足元が狭く感じられる。とはいえ、狭いというのは少々大げさで、大人4人が座るには十分なスペース。勿論5人の定員だから、後席は中央にも3点式シートベルトを備える3人掛け。ただ、幅広のセンターアームレストを出せば大人4人の快適空間になるというだけの話だ。
装備はとにかく充実している。冒頭に話したナビをはじめ、ベースモデル以外はすべて電動シート。上級の3000ccモデルではレザーシートが標準だ。この他、デュアルゾーンフルオートエアコンも標準。他にインテリアではないが、バックソナーやオートワイパーなど高級車の装備はすべて揃う。
センターコンソールは日本仕様車のためにデザインされている。上部にはマルチファンクションディスプレイが装備され、エアコン、カレンダーなどの情報を表示。また、日本仕様には、HDDナビゲーションを設定する
フロントシートは前後位置を240mm、高さを50mm、座面角度、リクライニングが調整できるフルアジャスタブルパワーシート。また、シートヒーターの温度調整は左右を独立式
セダン、SWともに、直射日光を防ぎプライバシーを守るための手動で開閉できるガラスブラインドが後席のサイドウインドゥに備わる。また、セダンにはリヤウインドゥにも装備される

プジョー 407の 詳細
プジョー 407の買取・査定( ガリバー)
|
 履歴はありません
 気になる車種は比較表に追加しておこう
|