シトロエン C4
やっと出た!フランスのエスプリとアバンギャルドなシトロエンの持ち味
レポート=中村孝仁 写真=ZIPNIX(2005年6月28日)
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シトロエンが一体どんなメーカーで、どんなクルマを作っていたか。それにどんな特徴があったか、なんてかつて世間を大いに沸かせていた時代のシトロエンを知る人は、今や少なくなった。むしろWRCで、セバスチャン・ローブがチャンピオンに輝き、結構やるじゃん!程度に思っている人の方が多いと思う。このメーカー、そもそも戦後2CVというブリキのおもちゃみたいなクルマを出してまず人々を驚かせ、次いでDSというクルマにハイドロニューマチックと言う革命的なサスペンションを搭載して、当時の話題を独り占めにした。その卓越した乗り心地は今もって語り草になるほど有名で、当時はあのロールスロイスですら、そのパテントを購入していたほどなのである。
それにスタイリングも実に奇抜で、万人受けとはいえないが、ツボに嵌った人はもうそこから抜け出せないほど熱狂的なファンになる要素を持ったクルマを作っていたのである。そんなシトロエンも、プジョー傘下に入ってからは大人しいもの。シトロエンらしさも消え、僅かにハイドロニューマチックの進化版ハイドラクティブをトップモデルに装備するだけの状況だ。
そんな中、久しぶりにデザインでシトロエンらしさを発揮したのが今回のC4と言うわけである。このクルマ、基本はやっぱりプジョーと一緒で、ベースとなるプラットフォームはプジョー307と同じ。エンジンも1600ccおよび2000ccの直4DOHC4バルブユニットで、これもプジョーと共有するものを搭載する。2000cc版はクーペに180ps仕様と5速マニュアルを組み合わせたスポーティーモデルを設定し、セダンは143psと4ATの組み合わせで、その性格を変えている。一方の1600ccはセダン、クーペ共に110psと4ATの組み合わせだ。久々に誰もが振り向くようなスタイリングを持つシトロエンが登場したと言ってよいだろう。
ラジエターグリル横幅いっぱいに渡されたクローム仕立てのシェブロンや、ブーメラン型ライトユニット、フラッグ型のドアミラーと、サルーンとクーペの共通点を見出せるのはフロントから見た場合だけだろう。
サルーンは丸みを帯びたラインが特徴。これに対し、クーペはよりシャープなラインを取り入れている。サイドや、後ろから見ても同じ“C4”とは思えないほどの仕上がりだ。
サルーンのテールランプはリヤウインドゥに沿ってテールゲートの上部までのびる独特の形状、クーペは鋭く切り落とされたリヤウインドゥにフィットする幾何学的な形状で、どちらも収まりのよいテールビューを醸し出している。

シトロエン C4の買取・査定( ガリバー)
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