シトロエン C4
のっけからゴメンナサイ。やっぱり私、男です。事前に説明は受けていたものの。ほのかに香るかぐわしい匂いにクンクン。どこぞに素晴らしい女性が乗っているんでは?なんて、不謹慎な事を想像しつつ試乗してしまいました。とにかく、例のフレグランスエアフレッシュナーは、でしゃばらずに絶妙な香りを室内に残してくれます。その奥ゆかしさと言ったら、市中で売っている芳香剤とはわけ違います。その上品さ、微妙な香りときたら、やっぱりフランスと思わざるを得ませんネ。おまけに9種類も用意されていると言うのですから、次に何を楽しもうかって、これはもうオーナーだけの特権ですよ。まあ、走りとは全然関係ありませんけど。
ところで肝心な走りですが、今回は2000ccモデルを試乗してみました。5速マニュアルのみとの組み合わせになるクーペはともかくとして、販売の中心になるだろう4ATが組み合わされるセダンの方は、快適そのもの。かつての雲に乗るような自動車離れした乗り心地というわけには行きませんが、かなり快適です。現代のクルマはやはり高速走行時の安定感が重要視されるようで、乗り味としてはどこの国のクルマもドイツ的にならざるを得ないのが非常に残念な部分でしょう。昔のフランス車は特にダンパーの伸び側の動きがゆったりとしていて、最初の衝撃は結構あるのですが、その後は言葉で表現すればポワーンと伸びてくれるために、実におっとりとした動きが印象的だったのです。しかし、これは高速時を想定しておらず、近年はそうした動きのクルマがほとんどなくなってしまいました。C4のサスペンションの動きもやっぱり、ガシガシ、という感じでポワーンではありません。ただ、ステアリングのシャープさと正確さは抜群です。この性能が、WRCで大活躍する原動力?なんて思えたりします。ATも最早ギクシャク感無し。かなりエモーショナルなシトロエンと言えるでしょう。
折畳式パーテーションを採用した“C4”のトランクルームは、荷物を仕分けして安全に収納ができる。パーテーションはトランクルームの仕切りとして使えるので置き場所に困ることもない。
日本で搭載されるエンジンは1600ccと2000ccが2タイプの計3種類となる。180ps/21.0kg-mの最大出力を発揮する2000ccは、2.0クーペVTSに搭載。
2000ccのサルーン、クーペには17インチアルミホイールに、205/50ZR17のタイヤを装着。1600ccでは、205/55R16タイヤに16インチホイールは共通だが、サルーンはスチールホイールとなる。

シトロエン C4の 詳細
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