ランドローバー ディスカバリー3
機能を追求したデザインと、並外れた性能もつプレミアムSUV
レポート=島崎七生人 写真=ZIPNIX(2005年7月5日)
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初代ディスカバリーが日本市場にお目見えしたのは1991年のことだった。当時のランドローバーのラインアップといえば、日本ではほかにレンジローバー(“クラシックレンジ”だ)が用意されたのみで、それに較べ随分と近代的で随分とお安く、それだけでも非常に魅力的に思えたもの。が、ディスカバリーの真価はレンジローバー譲りの本格的なオフロード性能の高さにあり、その点で登場時点で、すでにライバルから一目置かれる存在でもあった。
さらに1999年にシリーズIIへ移行。これまでに全世界で約70万台が売られたという。そして今回、新時代に適合させた性能とコンセプトを引っさげて登場したのが、この「ディスカバリー3」である。
ボディ構造に新たにフレーム一体の「インテグレイテッドボディフレーム」を採用したのはポイントのひとつ。またサスペンションには新たに前後ダブルウイッシュボーンの4輪独立を採用。これをベースにエアサスペンションとされた。ステアリング形式は、ラック&ピニオン式に変更を受けている。ほかにフルタイム4WDの駆動力を支援する電子デバイス(EBD、ETC)なども搭載する。
搭載エンジンは、V8の4400ccについてはジャガーのそれが選ばれ、防水加工ほか、急斜面などへの対応のためにエンジンオイルの増量(6.8L→8.6L)など手が加えられている。もう1タイプは4000ccのV6 SOHCエンジン。トランスミッションはどちらもZF製の6速ATで、本格的なオフロード走行に備えデフロックも可能な、電子式の副変速機が組み合わせられている。価格帯は568.0〜759.0万円。
ボンネットはアルミ製で軽量化が図られている。また、ガス式ダンパーを採用することで、開閉を容易にするだけでなく、任意の位置で保持することも可能となった。
ディスカバリーの特徴でもあるステップド・ルーフ。3列目の乗車であっても乗員のヘッドルームに余裕のスペースを生み出し、快適に過ごすことが可能だ。
非対称に開くテールゲートは、上下に別れる2分割式でレンジローバーと同じだ。これにより、従来のディスカバリーでゲートに据えられていたスペアタイヤは、ボディ下部へ移された。

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