ジープ グランドチェロキー
確かな進化とジープならではの卓越したオフロード性能に脱帽
レポート=中村孝仁 写真=ZIPNIX(2005年8月19日)
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第3世代となったジープ・グランドチェロキー、これまでのモデルと比べてふたつの大きな変化がある。ひとつはステアリングが従来のリサーキュレーティングボールから、ラック&ピニオンになったこと。もうひとつはフロントサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用したことだ。実はこのふたつ、長い間ジープではタブーだった技術といって良い。というのも、ジープにとって最も重要なのはオフロードにおける走破性能。しかし、ラック&ピニオンはいわゆる路面からのキックバック受けやすいため、多少センターフィールが曖昧でも、路面からのリアクションに対し、それを受け流してくれるステアリングの方が良いとされていた。もうひとつのダブルウィッシュボーンは、ロワーアームの位置が低くなり、岩などにヒットしやすいという弱点があるため、ジープは常にリサーキュレーティングボールのステアリングと、リジットサスペンションを使い続けてきた。これを正したのは現行チェロキーから。そしてグランドチェロキーもこれに追随したというわけである。走りについては後でじっくりと...
エンジンは日本仕様に用意されるのが2種類のV8。ひとつは4700ccSOHC。そしてもうひとつが今やクライスラーを代表する5700ccHEMIである。可変気筒システムMDSを持つ。グレードは3種類あり、ラレード、リミテッド、そしてリミテッド5.7で、ラレードとリミテッドには4700ccが、そしてトップモデルのリミテッド5.7にHEMIエンジンが搭載される。トランスミッションはいずれのエンジンもオートスティックの5速AT。ダイムラークライスラー独特の横方向へ動かしてマニュアルシフトが出来るものである。
気になる価格は、エントリーモデルのラレードで451万5000円。リミテッドは525万円。そしてHEMIを積んだリミテッド5.7は588万円である。
ジープの伝統的なデザインを継承したフロントグリルはメッキ処理が施されている。
アプローチアングルは34.1度、ブレークオーバーアングルは20.6度、ディパーチァーアングルは27.1度と余裕のパフォーマンス。
シャープなラインで構成された無駄の無いデザインのリアビュー。機能美とも言うべき洗練されたフォルム。

ジープ グランドチェロキーの買取・査定( ガリバー)
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