BMW 3シリーズ
ホワイトボディでの重量は同じだが、ボディのサイズは一回り以上拡大している。先代のE46と比べた時、全長で49o、全幅で78o、そして全高で6oの拡大している。ホイールベースは+35oで、おかげで室内空間はかなり拡大した。実際に身長180cmの人にドライビングポジションを取ってもらって後席に座ってみたが、レッグスペースにはちゃんと余裕があった。勿論ヘッドクリアランスも十分で、ファミリーカーとしての資質も十分である。以前3シリーズはライバルと比較した時にこの部分、即ち居住空間のゆとりという点で劣っていたのだが、今回は引けを取らない。同時に大型化したボディはトランクスペースの拡大ももたらした。E46時代よりも20リットル容量が増えて460リットルとなっている。しかも、リアシートは60:40の分割可倒式を採用しているから、不意の大荷物にも対応できるのだ。
5シリーズで標準装備されるアクティブステアリングが、3シリーズにはオプション設定される。低速でウルトラクィックで、高速ではどっしり安定感のあるそのフィールは一度慣れ親しむと忘れられないフィーリングだが、日本のように狭い路地をチョコチョコと走る時は少々クィックすぎて、オプション設定なら妥当だ。
インテリアのデザインは例によって極力シンプルにまとめあげ、今回は7シリーズ以来BMW各モデルが使うiドライブがついに投入された。プッシュ&ダイヤルという操作法を頑なに変えないが、同じようなシステムならば正直言ってアウディのMMIの方が少しスイッチが多いが使いやすいと感じる。
デザインは一連のBMW・DNAを継承したスタイリングで個人的にはアクの強さを感じるが5シリーズよりはデザインコンセプトが馴染んでいる。実際に完成させたのは永島譲二氏というBMW社内の日本人デザイナーである。
センターに配されたモニターにはコミュニケーション、ナビゲーション、エンターテイメント、クライメート・コントロールの4つのサブ・メニューに分かれ、車両の装備レベルに応じた機能が用意される。操作は7シリーズ以来BMW各モデルに搭載されているiドライブをついに採用。
シッカリとしたサイド・サポートのフロントシート。オプションのスポーツ・シートは「M3」のシートと同様、バックレストの幅を搭乗者の体格、好みの姿勢、および運転スタイルに合わせて調整することができる。
乗り降りのしやすさに加えて、やや硬めに味付けされたシートの座り心地だけでなく足元空間にも上質感を意識させる配慮がなされたリヤシート。

BMW 3シリーズの 詳細
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